ググってポン!
■Google先生、君はすごいよ。(時にお節介だ)
Google先生はすごい。分かんない言葉を並べてボタンを押すと、何でも答えてくれる。どんなにくだらないことでも、包み隠さずまじめに答えてくれる。
最近じゃ、何か一言いれると、「こんなのあるよ!」みたいな候補まであげてくれる。時には気の利いたお兄さんのように、時にはお節介な大阪のおばちゃんのように、粋なヒントを差し出してくれる。
現代の技術の粋を感じます。
■最近思う、Google先生の弱点
最近思うのですが、解らない言葉をググると、大概、Wikipediaのページが出てくる。
……待てよ、だったら最初からWikipeiaで調べたらええんでないかい?
余計なページを見ないで、最初からWikipediaで調べた方が早かった。、IT用語なんかも詳しく解説してくれたりしてくれているし、気になるアニメのキャラの裏の人もすんなり分かる。
そう、キーワードを知っていれGoogle先生は強いが、キーワードを知らないと何もヒットしない……。ましてや、キーワードを間違えていると、てんで的はずれな答えしか返ってこない。
便利だが、万能ではない。最近使っていてそう思います。
■結局、Google先生は多数決
このまえ、Redmineをインストールするため、慣れないRubyを弄っていた。やり方を調べていて、思ったのだが……。検索でヒットするのは、メジャーな手順書に書かれているような情報がほとんど。しかも、バージンがばらばら。いつ書かれた記事なのか、分からないものも多かった。
インターネットの情報って、気軽にかける分、内容の軽いものも多い。訳のわからないものも多い。精度に欠けるものもある。たまに、嘘が書いてあったりする。
そんな、カオスな情報の群れを、多い順に並べて見せているだけなのかもしれない。欲しい情報が、常にトップに出ているとは限らないので、情報を見る目が必要になってくる。結局、熟練が必要だ。
■そんなこんなで提案
ググればどうにかなる。そんな甘いもんじゃない。じゃあ、どうすれば質の良い情報を得ることができるだろうか。
それには、まず同じ本を10回読み直してみてはどうだろう。意外に理解していないことが多いと気づきます。また、説明の足りない部分が解るので、次に買う本を選びやすくなります。
あと、manとか--helpもじっくりみるべし(ただしUnixに限る)。意外に親切で詳しいです。
やはり、本気で読ます気で書いた書物やドキュメントは、質でネットに勝る。そう感じます。本当にネットを活用したいなら、まず、基本は書物からではなかろうか。