孤独の愉しさについて
GWは新緑と読書、NBA観賞を楽んでいる、水上です。
下重暁子さんという方の極上の孤独という本を読み、とても共感しました。
今回は孤独についてコラムしたいと思います。
■孤独とは何か
孤独というとネガティブなイメージが一般的にはあるようです。さみしい、つらい、仲間外れにされたくないなど。
本書では、孤独を「自分と向き合うこと」だと書かれています。
とても共感できる内容で、自分の人生や仕事を振り返り、現在の自分の強み、将来やっていきたいこと、やりたくないことを明確にするとても大事な考え方です。
小学生、中学生や中には大人の方でも冒頭で述べたようなさみしいなどの感情を孤独と感じる方も多いかと思いますが、孤独つまり「ひとりの時間」を大切にして「自分と向き合う」という行為をしてみると明るい未来が見えてくると思います。
■孤独の意味
自分と向き合うといってもどうすればいいのか。SNSやゲーム、友達と遊ぶ時間、仲間と呑んでいた方が愉しいし、なんでそんなことをする必要があるのかわからない。
私もそう思っていました。
30代(もう10年も前。。)になって、これからの自分はどういうことをしていきたいのか、自分の強みは何なのか?を模索していたとき、いろいろな方の本を読んでいく中で、自分と向き合う愉しさがわかってきました。まさに下重さんの本に書いてあるような孤独の愉しさが理解できた瞬間だったと思います。
孤独とは、なんと愉しい時間なのか!と。
■孤独の効能
私は、自分と向き合う行為は、自分のフィジカル(身体)とメンタル(精神)と向き合うことだと理解しています。
まずフィジカル面では、食事の仕方、睡眠のとり方、内なる身体の声を聴く姿勢を自然と意識するようになりました。
意識するといっても、単純な話です。食べたいものを食べ、眠りたいだけ眠るということです。ただし、何をいつ食べるか、どう眠るかというのは自分のフィジカルにあったものにすべきで、トライアンドエラーが必要だと思います。筋トレが必要という人もいると思いますが、個人的には筋肉を柔らかくすることだけを意識しています。
次にメンタル面ですが、自分を客観的にみることができるようになり、他人の意見をフラットに聴けるようになりました。また、自分への評価を言葉で認識するのではなく、相手の行動で評価を理解するように考え方が変わりました。
このように自分と向き合うことにより、自分軸がより強化され、絶対の自信に近いものに手に入ると考えています。
■孤独の副作用
いいことずくめのように聞こえる孤独ですが、副作用もあると考えています。
私の場合は、人との対話は読書(読書は他人の意見を聴き、それに脳内で突っ込む行為だと思っているので)を通して行っています。身近な人との世間話のような対話を昔以上に遠ざけてしまう傾向が強くなってきました。初対面の場合は、その人にとても興味があるのですが、大抵2回目以降は無意味に感じ、読書して自分軸のビルドアップをしたいと考えてしまうのです。つまり、友達が作れないという状態ですが私の場合は、自分のことがまだまだ分からない状態なので、自分を心底理解してからでも遅くないと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
こんなわたくしも今年40代に突入しました。これからも孤独(自分と向き合う)を大切にして本当に自分がやりたいことを追求していきたいと思います。