年末年始休み明けの仕事はこう始まる!エンジニアの日常が戻るまでのリアルな軌跡
年末年始の休暇、リフレッシュしたはずなのに、どうも仕事の感覚を取り戻すのが難しい
――そんな経験、ありませんか?
長年エンジニアをやっている私も、年末年始の休み明けには独特の「あるある」がつきまといます。
今回は、個人的に感じてる業界問わず共感できる(多分)であろうお話しをご紹介します。
1. 年末年始挨拶メールの億劫さ
休み明け初日、朝一番に飛び込んでくるのは「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」という挨拶メールの嵐。それも、相手によってテンプレートを微妙に変える必要があるため、ひとつひとつ手間がかかります。
上司やクライアントには「昨年は大変お世話になりました。今年もご指導のほどよろしくお願いいたします。」なんてかしこまった文面を送りつつ、同期や仲のいい同僚には「今年もよろしく!今年こそ飲みに行こう!」なんて砕けた内容。
ただでさえ休み明けで脳がまだウォームアップしていないのに、冒頭から文章作成スキルをフル活用させられるこの時間、地味に負担が大きいものです。エンジニアとしては「自動返信機能でなんとかならないか?」なんて考えが頭をよぎりますが、そこはやっぱり人間関係が大事。結局、ひとつひとつ丁寧に返信していきます。
2. 休み明けの作業に取り掛かるまでの腰の重さ
「さて、メールが片付いたし作業に入るか......」と思ったものの、実際に動き出すまでの腰の重さ。
「あれ、年末にこのプロジェクトどこまで進めてたっけ?」
「タスク管理ツールを確認......あ、進捗率50%?どの部分が終わってないのか書いてないじゃん!」
こんなことをつぶやきながら、過去の自分と格闘する時間が始まります。タスクを振り返るだけで午前中が溶けていく、なんてのも珍しくありません。特にコードを書いている途中で休みに入った場合、再開直後の「これ、なんでこう書いたんだっけ?」という疑問は年末年始休み明けの風物詩です。
3. 休み明け早々に対応しなければならないバタバタ作業
こうやってようやく自分のペースを取り戻そうとしている矢先に飛び込んでくる「緊急対応依頼」。
「年末に納品したシステムに不具合があったみたいなんですが......」
「新年最初のプロジェクトキックオフミーティングが今日なんですけど!」
年明け一発目から、平常心ではいられない案件が舞い込むのはエンジニアの宿命です。「新年早々、なぜこんなにもバタバタしなくてはいけないのか」と嘆きながらも、結局手を動かして解決してしまうあたり、長年の経験が活きる瞬間です。
4. 1週間も経つといつも通りの雰囲気に
そんなバタバタも束の間、1週間も経てばオフィスの雰囲気はすっかり通常モード。「お正月感があったのは先週までだったな」なんて話を同僚としながら、日常が戻ってきます。
「あけおめ」も「ことよろ」もすっかり消え去り、普段通りの仕様変更依頼や追加機能開発の話に戻るのが妙に落ち着くのも不思議なもの。結局、エンジニアにとっては年末年始もひとつのイベントでしかなく、日常業務に戻るのが一番の「正月明け」なのかもしれません。
これって業界問わずですよね?
これ、エンジニア特有の話かと思いきや、他の業界でも似たようなことが起きているんですよね。営業職なら「年明け早々の商談ラッシュ」、事務職なら「溜まった書類の整理」といった具合に。
つまり、どの業界であっても年末年始の休み明けは、リセットされた気分とタスクの現実がぶつかり合う時期ですよね?
「今年もよろしくお願いします!」なんて言いつつ、結局いつもと変わらない仕事に戻る
――そんな年末年始あるあるを今年も楽しみましょう!
どこかで、エンジニアの価値を少しでもベースアップする手助けが出来てれば幸いです。