働いている世のエンジニアの手助けになることを願う独り言

ベテランエンジニアのデジャヴ質問あるある:うんざりしつつも笑い飛ばそう!

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エンジニア歴が長くなると、同じような質問が何度も舞い戻ってくることは避けられません。これは「デジャヴ質問現象」とでも呼ぶべきかもしれません。ある日、同じ人から過去にされた同じ質問を再度受けると、「これは以前にも答えたな」と感じる瞬間があります。そして別の日、全く別の人からも同じ質問が来ると、「これはもはや再放送か?」とさえ思います。

この「質問デジャヴ」が頻発すると、私たちベテランエンジニアは、少しだけため息が出てしまうかもしれません。なぜなら、質問者にとっては初めての質問でも、私たちにとってはすでに何十回と受けた質問だからです。そして、それが「人数」×「質問数」の組み合わせで続くと、ついつい冷たくなってしまう瞬間も出てきます。

ある時は丁寧に回答するものの、何度も繰り返されると「またこの質問か...」という心境になり、対応がそっけなくなってしまうこともあります。この状況を笑い飛ばせるだけの余裕があれば良いのですが、忙しいプロジェクトの真っ只中では、そんな余裕もありません。

でも、ここで考えてみてください。エンジニアだけでなく、どの職業でも同様の悩みがあるはずです。新人からの同じような質問に毎回答えるベテラン社員や、お客様からの繰り返しのリクエストに応じる営業担当者など、どの職場にもデジャヴ質問に立ち向かう人たちがいるのです。

こんな時、どうすればよいか。私の経験から言うと、新人の頃を思い出すこと、忍耐、あきらめが重要です。質問に答える際、質問者の視点を理解し、彼らにとっては初めてのことなのだと自覚することで、少しは心に余裕が生まれます。そして、うんざりしそうな時こそ、自分の新人の頃を思い出し、質問者の立場に立って答えるようにしています。人は学ぶことを止めない限り、進化することができるのです。
と思いつつも出来てない時もあるのですが...皆さんどうしてますか?笑い飛ばせてます?

どこかで、エンジニアの価値を少しでもベースアップする手助けが出来てれば幸いです。

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