第197回いっつもそう。ニュースが落ち着いた後に伸びる市場。Ruby求人が半年で4000件伸びる。成長率4位なう。
長年マーケティングをやっていていつも思うんですけど、ニュースが落ち着いてから市場は伸びてます。
どこの市場でもよく言われる、ニュースが落ち着くと「XXXはもうだめだ」と言い出す人がいるのですが、マーケッターでは常識的なハイプカーブという考え方があります。
これは、例えば新しい技術が出ると、「すげー！！」と盛り上がり、その後いろいろな課題が見つかって「そうでもないね」と幻滅期になり、でもそもそも流行になるくらいなので、元々モノが良く「やっぱ使えるよねー」となり、回復し、安定成長していくという考え方です。
IT技術において、話題になるものは全てこのパターンです。
最近、ニュースが落ち着いたRubyですが、今求人が増えています。
ニュースにならないのは使われるのが当たり前になってきたからとも言えますね。
で、求人がどれくらいになったかと言うと、この半年で4千件伸びています。
Indeedの国内求人情報を集計すると以下のようになります。
Ruby、Ruby on Railsですが、この8カ月で求人数は8,276件から12,723件に伸び、4,447件増の154％増でした。成長率も、C++、C#、Pythonに次ぐ4位だったりします。
Ruby、Railsやってる方、これからが稼ぎ時ですｗ
今日は数字は見ると意外なことも見えるというお話でした。
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また私の近況は「吉政忠志」で検索されると大よそみえてきます。