町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

修羅の派遣会社へ転職!その3 派遣社員になっていろいろ変わってしまった。

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数か月前までは大手企業の正社員だったんだけどね。「派遣社員」「正社員」。全然世間の捉え方も、待遇も異なる。しかし、自分も派遣会社の中では正社員なのだ。派遣社員といってもいろいろと種類があり、契約社員、常駐派遣、一般派遣、特定派遣、エンジニア派遣などといろんな種類がある。保険や社会福祉などもちゃんとあり、賞与も支給される。ちなみに私が転職した派遣会社は待遇がそれなりに良く、交通費全額支給、住宅手当、扶養手当、賞与、健保、その他もろもろの社会福祉制度などは保障されていた。中には交通費も出ない、健保もない派遣もたくさんある。だから派遣会社に就職を決めるときはほんとに真剣に調査しないと私みたいに地獄をみることになるのです。

さて、派遣社員になってからというもの、会社での生活は大きく変わった。一番変わったのは、社内での居心地とでもいうのだろうか。なんとなく落ち着かない。社員のように堂々としている派遣社員も居れば、物静かにしている派遣社員もいるし、とにかく居心地が悪い。社員との見えない境界線みたいなのもある。だから、同じ制服でも派遣と正社員の見分けがすぐにできるようになってしまった。そして組合の集会、大手企業の正社員だったころはしょっちゅう組合の全員集会などで集合をかけられていたのだが、派遣社員にそんなものは関係ない。ここの企業も大手なのでやはり組合の全員集会などはよくある。もちろん自分は派遣社員なので普通に帰る。大手企業に居たときは、全員集会が嫌で帰りたくても帰れず嫌々参加していたのだが、、派遣社員になって普通に帰ると何故か空しさを感じる。参加させられる側から、参加したくても参加出来ない側になってしまったのだ。

そして出社、帰社のとき。毎日所属部署の課長の判を押してもらって、それを正門の受付に提出してからでないと退社できない。正社員はIDカードを機械に通すだけ。後に派遣社員にもIDカードが支給されてこの問題は解決するのだが。正社員時代、あたりまえにやっていたことが、派遣社員になってからは規則に縛られながら、許可をとりながらでないとできなくなってしまったことが凄く不便だ。そして、派遣社員になって変わったことがもう一つ、それは給料日だ。今までは月末の25日支給であったのだが、派遣社員になってからは毎月10日支給になったのだ。なんか非常に違和感がありましたね。

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