修羅の派遣会社へ転職！その2 派遣と正社員の違いを突き付けられる。。
今まで派遣社員に指示していた自分が今度は指示される側になってしまった。派遣先は、大手企業の技術系の部署。製造現場の経験しかない自分が技術系の仕事など出来るのかと不安だった。派遣先の事務所へ案内され部署の正社員たちを紹介される。そして自分の席を案内された。その席は派遣社員専用の席で、派遣社員みんなで使えということだった。正社員には一人一人に机とパソコンが支給されているが、派遣社員は早い者勝ちということ、なので朝早く事務所に入って机の上に荷物を置いて場所取りをしなければならない。そうしないと立ちっぱなしになってしまう。それでも現場へ行ってる間に荷物をどかされて別の派遣社員に机を取られていることもしょっちゅうある。正社員と派遣社員の待遇の違いだ。
でも、事務仕事より、現場作業がほとんどだったので机に関してはどうでも良かった。そして食堂、ここでも正社員と派遣社員の待遇の違いを見せつけられる。食堂を利用するときは販売機で食券を購入して好きなものを注文するのだが、正社員の場合は会社負担で食券が支給される。派遣社員の場合は自腹で販売機で食券を購入しなければいけない。作業着は正社員も派遣社員も同じだが、販売機で食券を購入していれば派遣社員だとすぐに見分けがつく。数か月前までは大手企業の正社員だったんだけどね。
「派遣社員」「正社員」。全然世間の捉え方も、待遇も異なる。しかし、自分も派遣会社の中では正社員なのだ。派遣社員といってもいろいろと種類があり、契約社員、常駐派遣、一般派遣、特定派遣、エンジニア派遣などといろんな種類がある。保険や社会福祉などもちゃんとあり、賞与も支給される。ちなみに私が転職した派遣会社は待遇がそれなりに良く、交通費全額支給、住宅手当、扶養手当、賞与、健保、その他もろもろの社会福祉制度などは保障されていた。中には交通費も出ない、健保もない派遣もたくさんある。