ホワイトな大手企業へ転職！その64 派遣社員の屈辱。。
どんな勘違いかというと派遣社員に対して横暴になる。20代の正社員が50代の派遣社員に向かって「おい！」「おめえよ！」なんて命令してんだもん。これはさ、見ていてほんとに見苦しいよね。なので私は派遣社員に対しては絶対に横暴にはならなかったし親切にしてあげていた。それが正社員の反感を買ってしまったのだ。
それは、この日は確か夜勤だった。そのときに私たちのラインに一人派遣社員を手伝わせることになったのだが、彼は非常に疲れている様子だったので私は「材料が流れて来ないときは座ってていいからさ」って椅子を渡してあげたのだ。「ありがとうございます」なんてやり取りしながら仕事をしていると浅田先輩がやってきた。派遣社員に向かって「なに座ってんだよ！」って怒鳴ったのだ。「それは僕が許可しました」って言ったのだが「社員のおめえが立って仕事してんのに何で派遣社員に座らせてんだよ！」って私が怒られてしまったのだ。そして椅子は没収された。まあ、浅田先輩も悪い人ではなかったので仕方なく言うとおりにしちゃったんだよね。
私と仲の良い派遣社員の本村君て人が居たんだけど、彼などは正社員と仕事をしたときに何の説明も受けていないのに完成品の寸法測定をやらされて、計算式なども何も教わっていないのに「やれ！」って言われ、迷っていたらいきなり「四捨五入！」って貼り紙を真横に貼られて「わかんないかなぁ？」って。。仕方なく四捨五入したのだが「違うんだなぁ～。。じゃあ四捨五入はもういいや！」って。これは相当の屈辱だったろうね。後で本村君も私に「あれは屈辱でしたよ！」って凄い形相だったからね。大企業の社員てj分より立場の低い人間に対して天狗になってしまうんだということを実を持って感じた出来事であった。って思っていた私自身が、後に派遣社員になってしまうのだが、それは後に書こうと思う。