町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!その42 仕事よりも周りの同調圧力!

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あるときなどは、夕方5時過ぎから11時過ぎまで何もせず、技術部の人たちがやっている仕事を立ちっぱなしでただ見ているだけのこともあった。これはきつかった!帰っていいですか?なんて言える雰囲気ではない。じゃあ、技術部員の人たちはどれくらい残業してるの?って自分は疑問に思ったのだが私が21時に帰るころには、事務所はほとんどの人が黙々と仕事をしている。

誰も帰ろうとする人など居ないのだ!この人たち大丈夫なのか?事務所の出入り口に戸締り表の紙があり、最後に事務所を出る人は鍵をかけて、退出時間と自分のサインをしてから出るのだがそれを見てみると(AM 3:00 〇〇)とか、早くても(AM 12:30〇〇)などと記入されていた。だから、ここの人たちはみんな夜中の12時くらいまでは残っているってこと。遅い人は3時過ぎまで残っているということだろう。

それでも、AM 8:30にはみんな普通に出勤してるんだもん!化け物だ!それじゃあ、この人たち、残業が好きなの?ってことになると、そうではない。帰りたくても帰れない。いや、帰りずらい!と言ったほうが良いだろう。だって、みんな黙々と仕事してるときに自分だけ「お先に失礼しま~す!」なんて言えるわけがない。あの雰囲気の中でそんなこと言える人がいたらそれこそ心臓に毛が生えているとしか言いようがない。

実際、定時間で帰ってる人が、他の部署へ飛ばされたという話をここの人から聞いた。「家族との時間を大事にしたいので自分の仕事が終わったときくらいは定時で帰ります」と上司に言ったら飛ばされたということだった。だからここの人たちは仕事が終わっても、みんなが帰らないうちは帰りずらいのだ。

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