町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!その41 時間がいくらでもあると思っているエンジニア達。。。

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こんなところで仕事ができるのか!なんだかワクワクしてきたのを今でも覚えている。女の子の笑い声も聞こえてくるし。そして、これからお世話になる開発部署の課長、メンバーとの顔合わせがあり、いろいろと話が始まったのだが課長が非常にきさくで話しやすく仕事よりも世間話しのほうが凄い。冗談を言ってその場を笑わせたり、まったく管理職には見えないような人だった。

ほんとに友達感覚で話せるような人だったのだ。これならずっとここに居たいなんて思いも出てきたくらいだったしね。約1時間くらいの説明が終わり、さっそく仕事場へ技術部員の人に案内される、仕事の内容としては実験の助手みたいな感じの仕事だと言われた。試作品を作って、それのデータ整理や、その試作の手伝いやら、いろいろ言われたんだけどとにかく難しそうだった。

そして早速仕事開始。もちろん最初は教わりながらやるのだけど、あっという間に定時間が過ぎる。「さて、休憩しよう」技術部員の高尾さんが言った。(定時で帰れないのか?)そう思いながらも、食堂で夕飯を食べる。そして、すぐに現場に戻り続きの仕事。一体何時に帰れるんだろう?そんな不安が頭をよぎる。ようやく高尾さんから「今日は初めてだし、このへんで終わりにしよう」って。時計は21時を回っていた。え?それじゃあ普段は何時まで仕事してるの?一緒に応援に来ていた同僚と「ありえねえよな!」なんて言いながら帰った初日でした。こんな状態では当然、女の子と仲良くなる時間など微塵もない。それ以降、ほとんど早くても21時終了であった。

Comment(2)

コメント

同級生のたつや君

いや~分かるわ。。
そこのグループリーダー格がマイペース型人間だと特に苦労するよね。
現在は、月の超過残業時間も規定されているけど、当時はお構い無しだったよね。

たいき

たつや君
確かたつや君エンジニア経験者だよね。あのころは普通に月120時間くらい残業してたような気がする。

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