町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!採用試験編

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前の会社を辞めた後、私は再び別の大手企業の就職が決まった。この頃はほんとに仕事が簡単に見つかる時代だった。たまたま友人が働いている会社で社員を募集しているということを聞いて、応募したらトントン拍子に決まってしまったのだ。それもまた大手企業。国内なら幼稚園児でも知ってる超有名な企業である。

私の本心としては前の会社があと一か月でボーナス支給日であったのでボーナスを貰ったら辞めようと思っていたのだが、友人が「募集してるのは今なんだぞ!ボーナス貰うまで待ってくれとか、そんな目先の数十万程度を待っていたらこの先絶対に後悔するぞ!」って言われたのですぐに応募を決心したのだ。今思えばこの友人が言ったことが本当に正しかった。1年後くらいには募集を打ち切っていたからだ。世の中の変化は本当に早い!そして先も読めない。例えば今日買ったパソコンが、数カ月後には新しいモデルのものが売られているような感じですね。

だからこれから新入社員になる人に言いたいのですが、応募が決まったら絶対に躊躇してはいけないってこと!そしてこの大手企業の就職試験なのだがかなり難しかった。国語、数学、英語などの筆記試験があり、そして面接、適正検査、健康診断。入社後に私を面接した人事の担当者に聞いたのだが「筆記試験の点数は一桁だったぞ(笑)」って笑いながら言われてしまった。でもなんで合格したんだろ?筆記試験だけでなく総合で判断してくれたんだと思う。何度もくどいのだが、これから新入社員になる人、企業の面接などを受ける人に言いたいのだが、入社試験で一番重要視されるのはやはり面接だと思います。

一例をあげると、嘗て「世界の尊敬できる30人」の中に入っていた故、竹村健一氏。この方は評論家だけでなく会社も経営していたんですよね。そして社員を採用するときは履歴書などは持参させず、面接や酒の席で「君、うちに来ない?」っていう採用のやり方だったそうです。

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