町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

本配属編!その21 係長より上の役職が一年後には部品整理の仕事してた。。。

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また、係長の上には特別主任とかいう役職があったのだが、これは工場全体の安全を管理する業務でかなりの権限があり、私がここに配属されてきたときに安全講習をしてくれた人もこの特別主任であった。その特別主任が一年後には部品管理課へ飛ばされていたのだ。しかもまったくのペーペー社員として!私と同期入社の森君と一緒に部品の整理の仕事をしているのを見たときは虚しさを感じましたよ。だって係長より上の役職が一気に私たちと同じペーペー社員に降格なんて、よほど仕事ができなかったのか?恨まれていたのか?いろんな大人の事情があるんだろう。

その上の課長になると詰所ではなくちゃんとした鉄筋の事務所(技術者たちが居る所)で就業して夜勤などもなくなる。要するになんていうのかな、私の部署は課長になって初めて技術部の平社員たちと同じみたいな感じだったのかもしれない。

辞めることが決まり、私は食堂のトイレに行ってみた。一年半前に入社したときよりも新たに落書きが多くなっていた。「わ~~い!あと2週間だ!」なんて大便の個室の壁に書かれていた。この落書きは間違いなく期間従業員だってのがすぐわかった。要するにあと2週間で期間工が終了する嬉しさを落書きしたものだろう。男女の性器の落書きなども加わっていた。そして相合傘の落書きでチ〇コ、マ〇コなどと情けない落書きも増えていた。ここの会社のトイレというのは、怒りやストレスが常に渦巻いているということですね。

しかし、このようなトイレのようにストレスが吐き出されている場所にたいして、逆にストレスが溜まっていく場所がこの会社にはあった。

Comment(2)

コメント

なんなんし

一般的には係長〉主任なので
きっと降格できないのでやむを得ず
特別主任なんて役職作ったのでは?

かつては(今も?)品質管理部門は
人材の墓場といわれていたほど将来性ないわけで
察してあまりまります

たいき

なんなんしさん

コメントありがとうございます。品質保証というのは、会社の最後の砦だと自分は思っています。御客様に出せるか、出せないかを決める会社の最後の門番みたいな役割なので品証の鶴の一声で出荷できるか、出来ないかが決まる部署だと思います。

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