現場研修編!その5 仕事の差別
ちなみに私がここを選んだのは就職担当の先生から「技術職だから、数年経てば大卒と同じ仕事ができる」って言われたからだ。エンジニア、技術者という職業に憧れがあったしね。しかし、今になって思うのだが仕事に優劣はないと思う。今でこそエンジニアと呼ばれるようにはなったけれど、力仕事、頭脳仕事、単調仕事、接客、自分はアルバイトをしながらいろんな仕事を経験することができた。
どんな仕事でも同じほど誉れのある高貴なものだと思う。でも仕事の種類は未だに金銭ではかられる相対的な重要性によって判断されちゃってるんだよね。しかし、ゆうに8けたにもなる高い収入を得る芸能人の仕事は、公衆衛生に直接寄与するトイレ掃除のおばちゃんの仕事よりもはるかに重要なの?無償で働く母親の愛情のこもった世話は、学校の教師による有給の世話より重要じゃないの?高い給料を貰っているだけで、他の人よりも高い価値があるってわけではないと思います。大切なのは成し遂げることでしょう!
元内閣総理大臣の〇中角栄氏は、料亭に秘書と行きました。そのとき秘書が料亭の下足番に向かって「こんな仕事をしているようでは」と上から目線で言ったとき、角栄氏は秘書を怒鳴りつけて怒ったそうです。一流の仕事人は仕事でも差別はしないってことですね。私がキャバクラでバーテンダーをしていたとき、客から同じようなことを言われましたけどね。ちなみに人類で最初に誕生した仕事は、売春なんだそうです。話が飛んでしまいましたが、製造の実習をして三か月後、ようやく実習期間の終了を迎えようとしていた。初夏でもの凄く暑い!この時期は仕事をしていても午前中で上半身は汗でビチョビチョになり、休憩になると350ml缶のコーラとポカリを2本買って1本めにコーラーを「ゴギュ~~~ッ、ゴクッ!ゴクッ」って感じで一気飲みしてからすぐ後にポカリを「シュルシュルシュル~!」って感じで喉に流し込む。それくらいの過酷さでした。結局、この間に新人は10人近く辞めてしまったということを聞いた。そして本配属の日がやってきました!