今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

406.ダメと言うだけではダメなんじゃないかな

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初回:2025/3/5

 少しテニスの話が入りますが、その部分は飛ばしてもらっても構いません。2つ目の話は私のお気に入りの逸話なので、何かの参考になるかもしれません。

P子「意味深な物言いね」※1

1.まずはテニスのお話

 いつものように、まずは参考資料から。

 ≪参考資料1≫
  https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-92864
  決勝で敗れた女子テニス選手が椅子を壁に投げつけ大暴れ!押し寄せる非難の声に「引退」を宣言<SMASH>
  THE DIGEST 2/26(水)12:01

 まあ、ダメっちゅうたらダメなんですけど、他の競技でもそうですが、『審判』の判定って結構腹が立つんですよね。例えば、自分の足元のボールが出ているか入っているかなんて、一番近くで見ている本人には見えていますが、それをミスジャッジされるとイラっと来ます。それが何度も(といっても、2,3回程度)も起こり、重要なポイントでやられると決定打になって怒りが爆発してしまう事もあります。

 そもそも論ですが、どのスポーツでも基本的に審判は絶対です。なぜなら、審判は間違う事がありますが間違いを認めると試合が成り立たなくなるからです。間違うからこそ絶対の権力が与えられていると言っても過言ではないでしょう。

 ≪参考資料2≫
  https://tennisclassic.jp/article/detail/4111
  ズベレフ、暴言および審判台をラケットで叩いた行動を謝罪「ファン、大会、僕が愛するスポーツに対しても謝罪したい」
  Tennis Classic 編集部
  2022.02.24

 ≪参考資料3≫
  https://tennisclassic.jp/article/detail/4344
  "アイスドール"エバート氏、男子テニスで頻発する選手の暴挙に「選手の感情やメンタルの崩壊が心配」
  Tennis Classic 編集部
  2022.04.07

 もちろん、審判への不満だけではなく、自分のプレーに対しても怒りが爆発するケースがあります。そういう場合の多くはラケット破壊につながります。

P子「もったいないオバケが出るわね」

 昨年、現役を引退したラファエル・ナダルは、生涯でラケットを折ったことがないと言われています。レジェンドで紳士と言われているロジャー・フェデラーでさえ、若いころには結構ラケットを折っていましたから、逆にラケットを折ったことのないプロテニス選手の方が少ないとまで言われています。

P子「あなたは折ったことは無いの?」

 アマチュアプレーヤーは、金銭面での負担が大きいので、ほとんどラケットを折らないと思います。

 さて、すべての選手をナダルの様に振舞えというのは無理なので、対策としては審判の自動化しかないと思います。少なくとも恣意的な判定は起こらなく、試合中にミスジャッジがあったとしても、それは確率論の話で自分と相手に同じように起こるのである程度あきらめは付くでしょう。

P子「今度はカメラに切れるんじゃないの?」

 問題は、自分の不甲斐なさで怒りが爆発する場合の対処方法ですが、テニスコートの横に一人で入れる防音部屋を設置して置き、怒りが爆発しそうになるとそこに駆け込んで大声で叫んだり、中にバットとサンドバッグを置いておいて好きなだけ殴らせればよいと思います。

P子「本気なの?」

 結構本気です。

2.立ち小便を無くす方法

 さて、私のお気に入りの逸話の話です。

 ある駅のホームの端で、頻繁に立ち小便をされるという事で困っていたそうです。そこで、よくある『小さな鳥居』を立てたり、『立ち小便禁止』という張り紙をしたり、ダミーの監視カメラを設置したりしても、頻度は減ったそうですが、撲滅できなかったそうです。

 そこである駅長さんが、立ち小便を完全撲滅したそうです。

P子「すごく有能な駅長さんだったのね。どうやったの?」

 そのホームの端にトイレを設置したそうです。

P子「そんなこと?」

 当たり前の事の様に思うかもしれませんが、そういう発想にたどり着くのは、案外難しいと思います。というのは、やめさせる事に注意が行ってしまうので、根本的な対応という事に気が回らないってことが起こってしまいます。

 先のテニスの暴言暴挙についても、やめさせるために試合出場禁止とか、賞金の没収+罰金の支払いなどが行われていますが、実は根本解決策ではありません。

P子「でも、解決策が、一人で入れる防音部屋とも思わないけどなぁ」

 まあ、トイレの設置と言っても、それなりのコストがかかるのと、その後の掃除などの維持費も必要なので、簡単には設置できないかも知れませんが、対策の一案として発想できるかどうかも重要だと思います。

3.まとめ

 審判の問題に関しては、常日頃から会社員の方々も苦労されていると思います。

P子「どういう事?」

 自分の能力や日頃の努力とは関係のない所で、上司の査定で昇進や昇給が決まるのですから、納得できない事も多々あるでしょう。ですが上司に当たり散らしても解決にはなりません。そういう時こそ、発想の転換が必要なのかもしれません。

P子「会社の事務所にサンドバッグを置いておくってこと?」

 それは有りだと思いますが、大部屋にしておかないと、人が殺到するかもしれませんよ。

 さて、発想の転換というと、『コロンブスの卵』が有名ですが、あちらはどちらかというと『簡単に見えても、最初に思いついた人が偉い』のたとえ話ですが、その最初に思いつくかどうかという事と、発想の転換によって、色々な可能性を模索するという事の重要性という意味では、『コロンブスの卵』は判りやすいと思います。

P子「まあ、立ち小便の話よりも卵の話の方がきれいよね」

 有名過ぎて、発想力を疑われかねない所が、少し恥ずかしいんですけどね。

 ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「意味深な物言いね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

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