046.仕事が好きになる条件
初回:2019/08/21
1.好きが仕事になる条件
好きなことが仕事になれば幸せかもしれませんが、なかなか難しいと思います。
私はテニスや将棋が好きなのですが、残念ながら仕事にはなりませんでした。
P子「ちょっと敷居が高すぎね」(※1)
一般ピープー(※2)は、好きなことを趣味にするのが一番です。
好きな事を仕事にするのは、変態...いや大変です。
給料を気にしないのであれば、好きな事の身近な所で仕事をするのはありかもしれません。それよりも、今の仕事を好きになることが出来れば、給料は良いまま?で充実した人生を送れることになるでしょう。
P子「あなたの場合は、給料は安いけど、気ままな人生が送れてるってところね」
2.仕事が好きになる条件
いきなり結論から書いてみましょう。
・指示されて動くのではなく、自主的に動く
・今までの慣習に囚われず、新しい発想で取り組む
・無意味なルールに縛られず、効果的なルールを自ら策定する
・一人で取り組むのではなく、チーム一体で取り組む
・進捗が見える、成果が見える、報酬が見えるようにする
・手順、方法、ツールを常に進化させる
P子「まさか、ひとつづつ解説する気?」
まあ、大抵わかると思いますが、一応説明は必要かと...
・指示されて動くのではなく、自主的に動く
当然、仕事なので色々と指示されることがあると思います。何も考えずに従っていればいいという発想だと、やらされ感が半端有りません。嫌な指示や不合理な指示もあることでしょう。自主的に動くというのは、指示された内容を自分なりに解釈して目的と意義を理解し自分で自分に指示を出す、という事です。
・今までの慣習に囚われず、新しい発想で取り組む
自分で指示した作業でも、毎回同じことを行っていると飽きてしまいます。そこで、今までの手順を見直してみましょう。手順だけではなくすべての方法論を見直してみましょう。なんせ指示を出すのはあなた自身なんですから。そこに新しい発想を取り入れて試します。ダメでも指示したのは自分なのでもう一度、指示し直せばよいだけです。
・無意味なルールに縛られず、効果的なルールを自ら策定する
新しい発想を実行に移そうと思った時に邪魔になるのは既存のルールでしょう。これは無視してはいけません。ルールは守りましょう。しかしもっと効率的で効果的なルールを作り提案します。それを組織全体の新しいルールにしてしまいましょう。
・一人で取り組むのではなく、チーム一体で取り組む
組織全体に適用される新しいルールを提案するにしても、守っていくにしても組織全体のメンバーの理解と協力が必要です。仕事にしろ遊びにしろ、一人で行うよりチーム一体で取り組む方が楽しいです。これは、日ごろから心がけておく必要があります。自分の不得意なところは得意な人に頼ったらよいのです。(※3)もちろん、ギブ&テイクが基本ですので、あなたも積極的に手助けしてあげてください。
・進捗が見える、成果が見える、報酬が見えるようにする
袋詰めの内職でも、進捗が見えれば張り合いが出ます。自分の仕事がどのように役立っているのかが見えれば張り合いが出ます。報酬とは給料だけではなく、お客様の喜ぶ姿や感謝の気持ち、成果がどのように役立っているのかと言う事も精神的な報酬に当たります。そういう報酬が見えるように、時には現場に直接出向くのは重要です。機会がなければ作ってもらうように働きかけましょう。
・手順、方法、ツールを常に進化させる
ここまでの手順、方法、ツールを一巡することで問題点や非効率なところ、改善を要するところが見えてくると思います。反省をフィードバックすることで、それらの手順、方法、ツールを進化させ、さらに効率的にしていきます。正のスパイラルに持ち込むことで、これらの進化は止まりません。
あなたが仕事を好きになり、チームのみんなも仕事が好きになれば、素晴らしい仕事ができると思います。
3.仕事を好きになってもらう条件
あなたが、チームのリーダーや組織の部門長など、それなりの地位に就いているとしましょう。先に説明した項目をメンバーが実践できる環境を作ることができれば、メンバー全員に仕事を好きになってもらえるかもしれません。仕事の指示の方法も、担当者の自主性に任せる割合を増やすことになるので、ヒヤヒヤすることもあるでしょう。アドバイスも指示ではなく気づきを与える方法になるでしょう。新しい発想で取り組む場合、最初は不慣れで効率も下がることもあるでしょうし、場合によっては他部署からの反発もあるかもしれません。それらをうまく調整するのが、管理職の役割になります。
そして、そういう方法論を次世代のリーダーに伝えていきます。次世代のリーダーの育成もリーダーの仕事です。それが組織の風土となり、会社全体の風土にまで格上げされていけば、仕事も会社も好きで、しかも効率的な競争力の高い会社になっていると思います。
P子「そんな会社で働いてみたいわね」
夢物語といわず、まずは、あなたから少しづつでも良いので取り組んでみてください。
ほな、さいなら
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[小説:CIA京都支店]をお待ちの皆様へ。
P子「誰も待ってなかったりして...」
う。
ここ、エンジニアライフでは、作者毎に記事が更新されるので、月曜に書いた記事が、水曜に更新されるのはもったいない気がします。
よって、基本、小説は隔週アップに切り替えました。
P子「なら、小説に限定すれば?」
言いたいこともいっぱいあるので...
P子「でも、元々は Pythonについて愚痴るのが目的のブログでしょ。最近愚痴ってないけど」
コード書いてサンプル検証してって、結構めんどくさいんです。
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「ちょっと敷居が高すぎね」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。
※2 一般ピープー
一般人の事。一般ピーポーと同意語ですが、より小馬鹿にした言い方です。
自分も含めて、特別でないという事をより強く表現しています。
※3 自分の不得意なところは得意な人に頼ったらよい
https://el.jibun.atmarkit.co.jp/justanordinaryday/2019/07/post_12.html
できないことはできる人に頼ってもいい、性格も
コメント
匿名
毎週の小説「も」楽しみだったのに…
今後は、コラムと小説が隔週になるのですね
少し残念です