043.勉強しろというエンジニアがその裏付に答えます
初回:2019/07/29
1.エンジニアなら勉強しろ?
『勉強しろというエンジニアに逆に問いたいその裏付』に対して答えたいと思います。
P子「最近、喧嘩売ってる?」(※1)
それだけ、賛否両論、急所を突いたご意見だと思っています。
私も以前に『032.プライベートに勉強する』で「若いうちはプライベートを犠牲にしてでも勉強(技術習得)に時間を割くべき」と言っていますので、勉強しろ派です。
議論に入る前に、お断りを。
「エンジニアなら勉強しろ!」とは言っていません。勉強する/しないは個人の自由だからです。私が言っているのは「エンジニアなら...エンジニアでなくても...勉強した方が良いよ」という事です。
どうも、元ネタさんは、勉強しているエンジニアが勉強していないエンジニアにマウンティングする...みたいな事を書かれていますが、勉強していないエンジニアを攻撃するのは、プロジェクトの顧客であったり上司であるパターンの方が多いと思います。
P子「マウンティングネタは別の人よ」
そんな時、フォローしたいのは山々ですが、実際勉強していないエンジニアの方が悪いケースが多いため、フォローも満足にできません。
同僚のエンジニアが攻撃するケースも当然あるでしょう。一緒にプロジェクトに関わっている場合、仕事ができる人も出来ない人も1人月で計算されます。仕事量で言うと、当然仕事ができる人の方が多くなります。そのような状況で、納期がひっ迫している中、正当な理由(家庭の事情、その他条件でできない等)もなく「勉強しません」宣言されたら「何でもかんでも背負い込まされる」事になり、不満もたまることでしょう。
そうすると「勉強しろ」と言いたくなるエンジニアの気持ちもわかります。
私の場合はもっとドライなので「勉強しろ」とは言わず静観します。
努力している人に手を差し伸べても、努力していない人をわざわざ突き落とすこともしませんが、助けることも「いたしません」
P子「私、失敗しないので」
勉強する/しないは個人の自由で、その結果も自己責任です。
ただし、勉強しない(何らかの理由で勉強できない)人も、それなりの覚悟はしてください。
・プロジェクトメンバーや顧客に何らかのご迷惑をかけている。
・上司からは、出来ない奴という評価を受けている。
・世間もライバル企業も進化を続けている(立ち止まっていることは後退と同じ)
・同僚や部下から、見下されるケースも出てくる。
・組織内での自分の発言力が低下する。
・転職や配置転換時にそれなりに苦労する。
・勉強は癖(習慣)にしないと継続が難しい。
・勉強している人より(仕事上の)不利な事が多い。
P子「所で、あなたが勉強する理由(動機)は何?」
ITが好きだから...
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「最近、喧嘩売ってる?」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。