テストエンジニア時代の悲喜こもごもが今のわたしを作った

会社や仕事の枠を超えて語れる仲間は大事

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 こんにちは、第3バイオリンです。

 先日、エンジニアライフのコラムニストのオフ会(通称リッツパーティー)に参加しました。

 コラムニストのオフ会はこれまでにも何度かありましたので、会ったことのあるコラムニストさんもいれば初めてお会いするコラムニストさんもいました。お久しぶりの方とはもちろん、はじめましての方ともすぐに打ち解けて、とても楽しい会でした。

 今回は、オフ会のお話と、そこで思ったことを書きたいと思います。

■データに見る「エンジニアライフ」とは

 最初は、エンジニアライフ編集担当者さんから、「エンジニアライフ」というブログコミュニティの特色についてプレゼンがありました。

 編集担当者さんにとっても、わたしを含めたコラムニストさんにとっても、最大の関心事のひとつはPV数です。より多くの読者にアクセスしてもらえる、そして読んでもらえるコラムとは、どんなコラムなのでしょうか。

 編集担当者さんは、PV数が増えやすいコラムは「タイトルがうまいコラム」と説明しました。なるほど、タイトルはすべての入り口です。タイトルで読むかどうかを決める読者の方もいらっしゃると思います。ちなみに、プロの編集者にとっても記事のタイトルを考えることは、もっとも神経を使う難しい仕事のひとつだそうです。

 それでは、タイトルが奇抜で刺激的(いわゆる釣り)であればいいのかといえば、そうではありません。タイトルと内容が伴っていること、コラムの本文で伝えたいメッセージがタイトルからも読み取れることが肝心なのです。

 よいタイトル、よい内容のコラムを書き続けることで、書き手の信頼度がアップしていくのです。多くのコラムを書くことで、バックナンバーも読まれるようになります。だから、「書き続けること」も大事なのです。

 大事なのは自分が関係する人、これから関係するであろう人にどれだけアプローチできるか、自分の立場や考えをどれだけアウトプットしてストックしていくかが大事で、PV数はあくまでその結果のひとつにすぎない、というお話で、編集担当者さんのプレゼンは終了しました。

 データから分析した「エンジニアライフ」の舞台裏のお話、興味深く聞かせていただきました。わたしはついついPV数やアクセスランキングが気になってしまいがちですが、それはあくまで結果であって目的にしてはいけないのですね。自分が本当に伝えたいことを書きながら、もっと多くの方に読んでもらえるような工夫をしてみたいと思いました。

■夫婦漫才、ならぬ夫婦LT

 エンジニアライフのオフ会では、いつもコラムニストによるLT(ライトニングトークス)大会が開催されます。

 LTとは、通常ひとり5分の持ち時間でプレゼンをするものですが、わたしはあずKさんと事前に計画して、「夫婦ふたりで前・後編のネタを用意して、合計10分のロングLTをやってみよう」という作戦に出ました。LTとしてはかなり掟破りだったと思いますが、会場はおおいに盛り上がりました。

 結婚後、初のオフ会ということもあり、LT大会終了後に、編集担当者さんがサプライズでケーキをご用意してくれました。また、他のコラムニストさんがお祝いの演奏やLT、パフォーマンスを披露するという場面もありました。

 多くの仲間に祝福されて、わたしもあずKさんも幸せです。

 その後はメキシコ料理屋で二次会となり、お酒も進んで話も弾みました。本当に、充実した一日でした。

■会社や仕事の枠を超えた仲間のありがたさ

 わたしは今年3月に、結婚を機に退職しました。結婚により新潟から関東に引っ越すことになったためです。現在は主婦業のかたわら、求職活動中です。

 事前にある程度覚悟はしていましたが、一度仕事から離れてしまうとエンジニアとして新しい技術から置いていかれてしまう、さらに自分だけが社会から取り残されてしまうような、そんな感覚に襲われることがときどきあります。

 特にTwitterやFacebookで、日々エンジニアの友人が技術についての議論を繰り広げているのを目の当たりにして、「みんなはどんどん新しいことを学んで、エンジニアとして成長を続けているのに、わたしはこのまま取り残されてしまうのか」と焦るような気持ちになることもありました。

 しかし久々にエンジニアライフのコラムニストの皆さんと会って、皆さんが退職前と変わらず接してくれたことで、本当に嬉しかったし、励まされた思いがしました。

 仕事を通して得られる人脈も大事ですが、今回は会社や仕事の枠を超えてお付き合いができる仲間の存在のありがたさを感じました。

 今回お会いできたコラムニストの皆さん、エンジニアライフ編集担当の皆さん、ありがとうございました。次に会えるそのときも、元気で幸せに暮らしているわたしでありたいと思います。

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