エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【66】独立する人としない人、その違い

»

こんにちは、手塚規雄です。

みなさんの周りには独立したいという変わった人はいますか?このご時世に正社員を辞めて、夢はあるが不安定な生活なるかもしれない。そんな状態になりたい人は決して多くありません。かなりの少数派の人間だと思います。それでもちょっとはいると思います。

ところでその独立したい人は、もしかしてこんな人じゃありませんか?

・いつも準備していると言っている

・今は時期じゃないと言っている

・具体的な話がでてこない

こんな人達はたぶん、今後も独立しないでしょう。その理由をお話しします。

 

準備ってそもそも何よ?

独立のための準備で思いつくのは

・資金

・アイデアや企画

・人材

・場所

これらに関する事。たいてい準備といっている人は「資金」の事だと思います。独立したいと言っているだけの人達はいったいどれだけの金額の資金があればよいのかわかっていません。具体的な金額を提示しても、その内訳は決まっていないでしょう。

次にアイデアや企画ですが、時間をかければ良い物が生まれるわけでもありません。そして時間が経てば経つほど、アイデアから企画、実施へと行動する人は増え、チャンスは失われていきます。

最後に人や場所についてですが、言っているだけで本当に探している人はいません。人も場所も自己資金と相談になるのですが、どうしても理想と現実のギャップがあるので、どこかで妥協しながら進めていくものです。それをしない人は実際には何もしていないからこそ言えるセリフでもあります。

 

実際に独立するような人はどんな人か?

独立するにも人によって経緯は様々です。でも最近まわりで多い人は

「リストラされたので、他に道がなかった人」

こんな人です。再就職も難しく、他に稼ぐ手段がない。しょうがなく独立した人、フリーになった人は意外なほど多いです。そんな人たちに準備期間なんてあったわけがありません。それでもなんとか限界ギリギリのところから生活できるぐらいまで稼げるようになって、気がついたらリストラ前より年収が増えていた。そんな人たちが最近は増えてきていると思います。

 

もちろんリストラされた人全員が上手くなんて事はない

上手くいく人の確率なんて1割もいないと思います。でもそれはサラリーマンを辞めて上手くいく人の確率とそれほど変わらない。何が言いたいかというと準備期間があろうがなかろうが、自ら選んだ道でも、他に道がなかった人でもそれほど変わりはないということです。

ここで大事なのは「上手くいった人にはその理由があり、上手くいかなった人にもその理由がある。それは決して準備期間ではない。」それだけの事です。

 

独立する人と独立したいと言っているだけの人の違い

決定的な違いは「独立後の未来についてどれだけ真面目に考えているか」です。独立するまでに何が必要か?その必要なものを揃えるのに、今使えるものは何か?足りないものは何か?それを1日中ずーーーーっと考えているのか、1日に5秒だけ独立できたら楽しいだろうなと妄想するだけの違いです。

前者はきちんと考えているから話の内容が具体的。後者は宝くじ当たったらいいな妄想と同レベルなので話がまったくみえない。あと独立する人は数ヶ月ぶりには話が物凄く進展しているのが特徴です。気がついたらすでに法人設立も融資も終わって事業展開が始まっている。そんな話になっている事が多いです。その理由は見えない部分で色々動いているから。四六時中独立に必要な物を探し、かき集め、着実にゴールに進んでいれば数ヶ月もあれば十分な時間とも言えます。一方後者はいつまで経っても話の内容はまったくかわらない。それは何もしていないし、何もわかっていないから。だから進歩もなく話の内容が変わるわけもありません。

 

結局は目標に向かって真面目に取り組んでいるのか、そうでないかの違いから大きな違いを生んでいる。それだけ最初は目標に向かって思考する事が大事なのです。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する