華麗なるコンサルたち、ついでに生涯SE宣言
SEからコンサルタントなるものに転身したいという話をよく聞きますが、ぼくが見てきたコンサルタントを皮肉を交えて。
■あとよろしくーA氏
某コンピュータメーカーA氏、クライアントである小売L社と請負側であるぼくらの初めての打ち合わせにおいて開口一番、「じゃ、あとよろしくー」と言って帰っていった。土曜の午前に呼び出しておいて、この姿に皆さま唖然。先日熱く語った「ネット○○○○」構想はいずこに? まずそこだろ? ちゃんと方向を示して繋いでくれ。
後日、酒席で「Aさん独立しないの?」と軽く振ったら「今のぼくがやっていけるのは、M社という後ろ盾があるからだと思う。だからしない」と。意外に分かっているじゃん。M社じゃなかったら関わりたくないもん。
■夜型B氏
某自動車メーカーをはじめ、数々の大規模案件に携わったというB氏。会社とコンサルティング契約を結んだが、来るのは夕方。煙草をぷかぷか、マンガ雑誌を読んでて。翌日出社すると、机に伏している。何だか夜型らしい。確かに瞬発力と知識はあったが、打ち合わせがいつも20時くらいから始まり、会議室には煙が充満するので、次第に関わりを避けた(というか最初から避けてた?)。
■??? C氏
ハードウェア商社出身のC氏。なぜか持ってくる話は風俗系。山師のにおいがぷんぷんしてた。キャバクラの出勤システムを作ったけど、どうなったんだろう? あれ。
■逆に言うとD氏
総合商社出身が自慢のD氏。口癖は「逆に言うと……」。いえ、逆じゃなくていいから普通にしゃべってぇ、ってゆーか逆じゃないじゃんそれ、と心の中で突っ込み。仕事は基本丸投げ、ちょっとクライアントとトラブルが発生したときに、「ならば俺が行くしかないな。真打ち登場!」と颯爽と登場するも、「今まで顔も出さず、話の流れを知らないのに、勝手なこと言うな」とあえなく玉砕。お客さん、あんた正しいよ、神だよ。後に、総合商社出身は嘘八百だったことが判明。
■尊敬すべきコンサルも
最後にまともなコンサルタントを。クライアントから某認証系に関する質問、簡単に言えば「これ、認証通る?」。「いやウチが認証するわけではないから何とも……」と言おうとしたが、探すと知見者あり。丁寧な資料と説明の後に、必要があれば同行するので呼んでくださいね、と。ありがたい、これぞコンサル。
■まとめ、ついでに生涯SE宣言
資格が要らないコンサルタントの世界。名乗ってしまえば今日からぼくでもコンサルタント。だから玉石混淆、いや玉石石石……混淆と言ったところか。石に共通するのは上(トップ)に取り入るのがうまいところ。ここは見習うべきなのかなぁ……。
SEでいいじゃん。SEがいいじゃん。ということで生涯SE宣言。
こんにちは、けいいちっくです。使っているXPにVista以降のフォントであるメイリオを入れてみました。見やすくなったと思いきや、そうでもない。なので戻したら、これが見づらくてまたメイリオにして、やっと良さを発見しました。ついでにGoogleの日本語入力も入れました。日本語変換が、見違えるほどまともになりました。こちら藤沢数希氏の「Windows XPのフォントをMac並に綺麗にする方法 - 金融工学と経済学とプログラミング」を参考にしました。