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"学ぶ"楽しさに気付けた

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

気付いたら、3月も最終週で、来週からは4月。

先日、大学院の社会人学び直しプログラムを無事に修了してきました。

2022年6月から始まった、このプログラムもあっという間に終わってしまい、ちょっぴり寂しい反面、楽しかった思い出がたくさん思い出されて、有意義な時間だったなと感じます。

そんな学ぶ機会を振り返ってみたいと思います。

大学院の社会人学び直しプログラムって?

世間では「リスキリング」や「学び直し」といった、働きながら学ぶことにフォーカスが当たっている気がします。

私たちエンジニアは日々学び続ける必要があるので、何を今更と思うかもしれませんが、働きながら何かを学ぶことが、変化に富んだ昨今は、働くひと全体にとって必要になってきているということですかね。

「学ぶ」って言ってもいろいろあります。エンジニアだと、動画コンテンツや書籍を使って学ぶことが多いかもしれませんが、それも「学ぶ」スタイルの一つです。

今回私が受けてみたのは、大学院が主催の、社会人の学び直し・リカレント教育にターゲットを当てたものでした。内容はMBAの基礎みたいな、クリティカルシンキングやリーダーシップ、組織マネジメントといった内容です。

同じようなプログラムを探したい時は「社会人学び直し」「リカレント教育」「履修証明」「職業実践力育成プログラム」といったキーワードで調べてみると良いかもしれません。末尾に参考になりそうなWebサイトをまとめておきます。

大変だったことは主に時間のこと

まずは、働きながら学んだことで大変だと感じたことを、時間という切り口から3つのポイントでまとめます。

1点目は、レポートを書く時間の捻出です。毎回ではなかったのですが、何かしらレポートもしくは事前課題がありました。ケースメソッド形式だったので、ケースと呼ばれる具体的な事例について書かれた文章(一番多かったのだとA4片面で20ページぐらい)を読み込む必要があります。その内容を踏まえて、課題について考えるため、1時間やそこらで完了できるものではなかったので、この時間を捻出するのが大変でした。週1科目の時だとそこまで大変ではないけど、週3科目の時はさすがに時間が無くて、仕事のお昼休みにケースを読んだり、授業当日のギリギリまで書いたりしていました。

2点目は、ミーティングの時間の捻出です。授業によってはグループワークがあり、授業の内容を踏まえてグループ討議を重ねながら最終発表をするものがありました。グループ討議は、授業中だけでなく、授業外でも時間を作る必要があって、特にリサーチ課題については週2~3回ミーティングを設けました。平日はもちろんお仕事があるので、夜21時ぐらいから日付変わるぐらいまでやってましたね。夜勤のお仕事のメンバーもいらっしゃって、なかなか時間の調整が難しかったです。

3点目は、本を読む時間の捻出と切り替えです。授業に関連する参考文献を紹介してもらったり、レポートを書く上で読んでおくとよい書籍を紹介してもらったりするので、週に1冊ぐらいは何かしら読みました。本を読むって、体力のいることなので腰を据えて、ある程度の時間を取って読みたいのですが、仕事終わりだと活字が頭に入ってこなかったり、休日だとダラダラ過ごしちゃいがちで、「本を読むぞ!」という時間を作って、気持ちも切り替えるのが大変でした。平日はとにかく1ページでもいいから読むとスモールステップにしてみたり、作業している人が多いカフェでじっと読んだりしていました。

楽しかったことは・・・

一瞬一瞬を切り取ると大変だったこともあるのですが、全部まとめて見てみると「楽しかった」という印象が強いです。

何よりも「学ぶってこんなに楽しかったんやなぁ」と気付けたことです。子どもが新しいことを知った時、「こんなこと知ったよ」と周囲の人に話したくなる、そんな気持ちです。

具体的なことでいうと3点あります。

1点目は、授業が毎回楽しみだったこと。事前課題に頭抱えたり、直前まで仕事で上手くいってなかったりしたけど、カレンダーを見て今日授業があると分かると、「あー今日授業ある!」とか「事前課題の○○を質問したいな」とか、とにかく授業が楽しみでした。

2点目は、授業で習った理論や考え方が日常生活や仕事で「あ、これって○○理論に当てはまるのでは?」と感じて理論と現実が結びついた時、嬉しくなったり、改めて学んでよかったなと感じたりしました。

3点目は、授業中や授業外でクラスメイトと議論している時、なんか楽しい・面白いと感じました。自分がまだ理解しきれていないこととか、疑問に思っていたこととかを話していて、氷が溶けるように理解できてくると、なんか良いなと思いませんか。

社会人学び直しプログラムに行ってよかったことは『"学ぶ"楽しさに気付けたこと』

プログラムに参加してよかったことはたくさんあるんですけど、その中でも最もよかったと感じたのは、『"学ぶ"楽しさに気付けたこと』です。

社会人になってからの学びは、必要に迫られて、ということが多く、自分からこんなことを学びたいというのは少なかった気がします。必要に迫られてだと、とにかく何かしら身につけないといけないというのが先行して、"学ぶ楽しさ"とか"知る面白さ"みたいなところは置いてけぼりでしたね。

今後は、仕事関係の学びも「知ることができた」という楽しさ・面白さに目を向けつつ、必要なことを吸収していきたいところ。あとは、このプログラムで学んだことを少しずつ仕事にも活かしたり広めたりできたらいいな。もちろん少しずつ、です。

参考

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