ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

落としても拾わない

»

みなさま、おはようございます。Kyonです。

先日、用事があって、普段使わない路線の電車に乗ることがありました。用事が終わったこともあり、ぼんやりとホームで電車を待っていたのですが、あることをしてしまったのです。

結果オーライではあるのですが、注意喚起と同じようなことが起きた方への手助けとになればと思い、コラムにすることにしました。

落としちゃった・・・


シンプルに言うと、ワイヤレスイヤホンを線路に落としてしまったんですよ。ホームの端にいたわけでもなく、歩きながらというわけでもなかったのに。普通に落としちゃって、付いていたシリコンのチップがいい具合に弾ませてくれて、線路にさようならしていきました。スポーツ使用特化タイプなので、特にシリコンのチップがしっかりしていたおかげで、ぴょーんと飛んでいきました。

通過列車用の線路に落としてしまったので、柵からはみ出ない程度に見てみましたが、姿が見えません。石(バラストって言うんですね)の隙間に入っちゃったのかも。落とした時に立っていた位置を確認して、駅の窓口へ。

駅員さんに「ワイヤレスイヤホンを線路に落としました。落としたところはわかるけど、目視で見つけられていないです。」と報告。その後、駅員さんに場所の説明とどういうものか(片方は持っていたので現物を見せつつ)説明したところ、「運行終了後の夜に探してみます。見つかったら連絡します。」とおっしゃっていただいたので、連絡先をお渡ししてその日は帰宅。

翌日朝に駅員さんから電話があり、その日の夜に回収しに行き、事なきを得ました。対応してくださった駅員さん、探してくださった作業者さんに感謝。今後、気をつけます。。。

線路にモノを落としたら、まず落ち着け


先日の私は「落としちゃった・・・」と妙な冷静さを保っていましたが、慌ててしまう人もいると思います。

でも、まず落ち着きましょう。慌てたところでモノは手元に返ってきてくれません。意識的にゆっくりと数回深呼吸すると落ち着いてきます。

間違っても線路に降りてはいけません。ホームから見えていたとしても線路には降りてはいけません。線路は電車が来るところです、轢かれる可能性があります(というかそういう事故もありました)。また、地下鉄の場合は電力の供給源が線路にあるらしいので、感電するおそれがあります。

それよりも他にすることがあるのです。

次に現場確認


落ち着いたら、現場の状況を確認します。

  • ホームから見てどの位置に落としたのか
  • ホームから目視で見つけられているのか
  • どういうものか

あとで駅員さんに説明する時に必要なことを確認しておきます。

特に「ホームから目視で見つけられているのか」は大事です。見つかっていたら、マジックハンドというものでホームから拾ってもらえますが、電車を止める手配が必要になる場合もあるためです。見つかっていなかったら、運行終了後とかに探していただけることも。

拾っていただくにしても探していただくにしても、落としたものの特徴は説明できるか、現物か写真を用意しておくといいと思います。私は片方が手元にあったので、それの写真を撮っていただきました。

そして駅員さんに報告


確認した内容を元に駅員さんに報告します。落とした現場や落としたモノについて説明します。

拾っていただく場合は電車を止める手配等があり、20~30分ぐらいかかると言われましたが、探していただく場合はそこまでお時間かからなかったです。

教訓:落とした後が大事


いくら気をつけていたとしても、モノを落とすことはあります、だってにんげんだもの。

だけど、その後どう動けるかが大事かなと。「ワイヤレスイヤホン 落とした 線路」でネットで検索すると、落としてしまった人の話や鉄道会社の話等たくさん出てきます。ちゃんと見つかった例もある一方で、早まって線路に降りてしまったことで悲しい結末になった例も。

落としてしまったことは仕方ない、じゃあどうやってリカバリする?と考えられるように。

仕事でもそうですよね、データぶっ飛ばしっちゃったり、サーバを止めちゃったりというミスや失敗、事故はあると思いますけど、悲しんでいる暇があったらリカバリ案を考えた方が建設的!

最後に


しつこいようですが、線路に降りてはいけません。

落とし物とあなた、どっちが大切ですか。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する