[再録]リアクション・モード(3)衝動的に会社にいく(いける?)
1年前の記事です。最近まとまって書く時間がとれず(ネタはありあまるほどあるのに)過去ログに頼る今日この頃(苦笑)。
さて
考え方は昔からまったくブレてないんですけど、ずーっとイヤイヤ会社に行ってる状況って、致命的だと思うのです。
だって、せっかくの人生ですよ?
一時的にであれば、修行という意味でキビしい現場に身をおく必要はあると思います。でも、それを超えてしまうとねぇ...
(石の上で?)3年は苦労しろとかいう話を聞きますが3年は長すぎでしょうね。
ですから、まずやるべきことは、バリバリ音がするぐらい仕事「しちゃう」ことなんですよ。
突き抜けるぐらいに。
そうすれば、(高い確率で)イヤイヤ会社に行く状況から抜けられるはずです。
ちなみに、仕事というのは、人生のプライオリティNo1にしなくともバリバリやれます。生産性を極限まで高めるためには、逆にどっぷり仕事に浸からないほうがよいのです。
それでも状況が改善されない場合は...
おっとその前に、バリバリと音がするぐらい仕事「したくない」のであれば、おそらくその原因は、その現場に貢献したくないという考えに支配されてるからだと思うんですよ。
ですから、配置替えか、あるいは転職しかないと思うんです。
(以下再録)
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/infra/2017/06/post_11.html
思うがままに生きる。衝動的に生きる。リアクション・モードで生きる。
ところでこれ...ラクだと思います?
相当、キツいと思いますよ。
まずその境地に至るまでにかなりの紆余曲折が発生しますし...
その間は、キツいことだらけのはずです。
で、最終的にそういう生き方ができるようになったとして、キツさがなくなるんじゃないんです。自分の人間力が圧倒的に上がって、キツさを感じなくなるだけなんですよね。
思うがままに生きようが、他人や周りに阿って生きようが、選ぶのは本人なのでどっちでもいいんですけど、他人や周りに阿って生きるほうが実はラクなんですけどね。
「生きる」ってホント大変ですよね。そもそも毎朝起きるのって大変だし(笑)。
言葉を選ばずにいえば「他人や周りに阿って生きる」とは果たして生きていると言えるのかどうか...
◆
前回書いたように、まず、サラリーマンは劇的なパラダイム・シフトが必要で、「衝動的に会社にいく」状態にならなければなりません。
(苦笑)オーバーにいえば、ですけど
ですよね? 毎朝毎朝会社に行きたくないんだったら、その衝動を優先し続けていれば、すぐクビです。
この資本主義社会で、収入源が絶たれてしまったら、いかように生きることすらもできません。
つまりリアクション・モードで生きるためには自分を変える必要があるんです。
私は、いろんな回り道をしましたが概ね、そういう状態になることができています。
気がつくと仕事を始めていたり、いつの間に今日の仕事の段取りを考えながら背広に着替えたり。
そこに、なんの感情も交えることはありません。気負うこともないし嫌だと思うこともない。
義務感もない。
実は正直なところ「行きたい」わけでもないんですけど(苦笑)。そういう予定にしてるから、そうする。それだけ。
◆
これを長期的に実現するには、(一般的観点でみて)イヤなことが起きたときの対処法(うまく受け流す)および、翌日に引きずらないための一日(あるいは1週間)のクロージング方法を確立することが必要です。
次の日をニュートラルな状態で始められるようにするということ。
引きずらないこと。
もうひとつ重要なのは仕事を「ファースト」にしないこと。仕事を、自分の一日の予定のひとつとしてフラットに組み込むこと。
そのためにどうしたらよいか。いろんなところで書いているのですが、ひとつの方法は早起きなんです。
つまり、仕事の開始時刻から逆算して起床しないこと。それをやってしまうとまるで、自分の人生が仕事中心みたいじゃないですか。
仕事中心「みたい」じゃなくて実際そうなんでしょうけど...
仕事の開始時刻から逆算している時点で、仕事に支配されてるということなんですよ。
◆
「たかが仕事」で自分のマインドをネガティブに「してられっかよ!」という気持ちになればいいんです。
自分のマインドをネガティブにされるのは「(自分を)汚される」というイメージを持ちましょう。
汚されるのって、イヤじゃないですか?
汚されないためには、防衛する必要があります。具体的には、はいは~いと、受け流す術を身に着ける。
そして一日の終わりにはリセットする。その手法を確立する。
今現在、仕事に自分のマインドを左右されまくり!の人は、ちょっと闘う必要はあるでしょうね。ただなすがままにされていてはダメです。
まずは仕事から「コントロールを取り戻す」ということです。
それが冒頭に書いた、リアクション・モードに移行するまでの「紆余曲折」に該当します。
お金をいただけるから、ちょっとはイヤな目に遭っても仕方ないとか、我慢しようとか、みんなに迷惑かけるから付き合いで残業しようとか、そういうのって、この国の悪しき洗脳なんですよね。
自分の圧倒的な生産性と品質によって、それに見合うお金をいただくのはあたりまえなのですが、そこに感情が入り込む余地は(実は)ないのです。
なぜなら、感情が入り込むと生産性も品質も下がるから。