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リアクション・モード(12) 終章

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 リアクション・モードの話がどうしても生活習慣論にシフトしていってしまうので、おさらいして一旦ここで切ります。

 最初は、「サード・プレイス」の話から入って、「サード・プレイス」を「ファースト・プレイス」まで昇華すべきだということを書きました。

 アラフォー越えたら、仕事よりも、家庭よりも、熱中すべきものを持つべし、と...

 それが結果的には仕事にも家庭にも好影響を与える。

 逆にいうと仕事や家庭に悪影響を与える「プレイス」はサードどまりということです。

 そして熱中する対象は基本的に「善事」でなければならない。なぜなら、そうでないと仕事や家庭に好影響を与えることはできないし、間接的に世の中に貢献することもできないから。

 善事であるべし、にプレッシャーを感じるのであれば、とてもわかりやすい悪事でなければそれでよいです。悪事でないことに熱中しているうちに、なんとなく善時寄りになっていきますので。

 で、結論から書きますと、「ファースト・プレイス」を生きている方というのは、衝動にしたがって生きているのです。

 熱中を超えているといいますか...

 やりたいことを、やりたいようにやっている。もしくは、その状態にどんどん近づいている。

 この状態を私は「リアクション・モード」という言葉で表現しています。

もちろん私のオリジナルではありません

 無理をしていない。だから、ストレスもない。

 私も、そうなりたいと思い、日々精進しています(笑)。

 熱中!って、なんか力んでる感じがして、少し無理がありますよね?

 やりたいことを、やりたいようにやっているにも関わらず、お金には困らない(笑)。

 という人種が、この国には確かに存在しています。

 そして、周りにキラわれない。

周り、とは本当にその方の周囲ということであり、マスコミとか世論とかよくわからないネット民とかにはキラわれていることが多いかも

 でここからいつもの生活習慣論に入っていってしまうわけですが、衝動にしたがって(リアクション・モードで)生きれるようになるためにはたとえば自堕落な人間ではダメで...

 民主主義国家には法律というものがありまして(笑)、自堕落な人間が衝動にしたがって生きれば遅かれ早かれ法に抵触します(苦笑)。

 ふつうの庶民であれば、まず法に抵触しないことを最優先にするので、衝動的に生きることをやめてしまいます。

それは、悪いことではないんですよ。遵法精神というのはとても大事ですから。

 なので、リアクション・モードで生きるためには良質な生活習慣をベースとして持っている人間でないといけない、という主旨でずーっと書いてきました。

 ところで(最後に)、なぜ衝動にしたがって生きるほうがよいかというと...

 まぁざっくりいえばそのほうが楽ですから(笑)。

 ストレスがたまりませんからね。

 もし人生のステージが上がり、衝動にしたがって生きれば生きるほど人生がらせん状に好転していくのであれば、その道を選ぶっきゃないでしょ、一択でしょ、と私なぞは思います。

 なので、まずは人生のステージを上げることに注力しています。そしてそれと並行して少しずつ衝動で生きている時間が長くなるように、シフトチェンジしている最中です。

 でも...それだけじゃなくてですね、あえて大げさな言い方をすれば、それは次世代の人間の「解放」なんですよ。

これついては相当長くなるので(苦笑)今回はさわりだけ...機会があったらちゃんと書きます。

 それを今の時代に先行して始めてみませんか(笑)と、誘(いざな)っているわけです。

 戦後の70年で日本人のライフスタイルは激変したそうです。私は今から遡ること約50年前、物心ついてからは約40年前の日本からしか体験として知りませんが、間違いなく、とんでもなく変わっていますよね。

 昔アタリマエでなかったことが、今ほとんどアタリマエになりました。

 今アタリマエでないことが、未来にはアタリマエになっている可能性は高いです。

 全員とはいいませんが、ストレスフリーで生きることができる人間の割合は、今よりも数十年後のほうが間違いなく増える。

 増えるどころか多数派になると、私は信じています。

 それは、この国が、その日の食べるものにも困っていた不潔な時代から、清潔で飽食の時代にあっという間にシフトした事実(奇跡)よりも、難易度としてはぜんぜん高くない。

 前回書いたとおり、概ね生活習慣が自分で意志を持ち、動き出すようになったらリアクション・モードで生きれる準備ができたということですから、堂々と衝動で生きてみたらいいと思います。

 最初はいろいろなカベにぶち当たりますけどね。それにめげず...

 やめなければ、次の世代につないでいくことができます。

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