「小損を取る」(20) 実践編その7 余計な動き、「非効率化」
私は30年以上、ほぼ同じ体重をキープしていますが、(病気により体重が激減した時期をのぞき)その秘訣は「余計な動きをすること」であると確信しています。
余計な動き、とは「効率的」な動きの逆です。
そして、これぞ「ザ・小損」とでもいいましょうかね、私の考える代表的な「小損を取る」です。
このネタについては「健康編」でも書いたような気もしますが...
ひとつの例を挙げると、私は、ゴミを(またゴミの話!w)頻繁にマンションの1Fのゴミ置き場に置いてきます。昼夜関係ありません。往復は階段を使います。
無用なツッコミ予防のため...ウチのマンションはゴミを、ポリバケツにいれて蓋をしておけば何曜日に出してもよいのです。ルール違反してるわけではないです。
「思い立ったが吉日」に近いのかな。そうしようと思ったときが最良の時だと信じているのです。
そう思ったとしても、明日の朝出がけに出していけばいいや、とか、もう少しためてから出そうとか、今やりたい!という思いを打ち消す「効率化施策」がむくむくと湧き上がってくるのが常ですが、私の場合、そういう思いがむくむくしてくる前に行動を「始めてしまう」という訓練をしてきました。
プライベートでも、仕事でも。
(出してしまったたとえがかなりショボいような気がしてなりませんがw続けます)このたとえでいうとなぜ、すぐゴミを出したがるかというと、自分が暮らす家にゴミが蓄積されていることを認識していて放置するのが嫌いだからです。
一般的にいう「ポリシー」に近いと思います。
ゴミが自分が生活している家に蓄積しているという事実に対してなーんにも感じない方は、ゴミ箱やゴミ袋がパンパンになるまで待てばいいと思いますし、出勤時に出すとか外に出る用事ができたときについでにまとめて出すとか、そういう選択が可能です。
自分の「ポリシー」を最優先しているということです。ポリシーを優先すると、世の中的にはムダであると思われそうな行動をたくさんすることになります。
が、本人にとっては別に問題ないわけです。自分にとっていちばんストレスがたまらない行動を選択しているわけですから。
私も、他の方の行動をみて、どー考えてもムダじゃね?と思ってしまうあるいは首をかしげてしまうことはたくさんあります。オタク系の方のお金を使う方向性とかありえない金額とか(笑笑)
まぁ別に面と向かって口には出しませんが...
でも、それがその方のポリシーなのだと思えば、一面で納得はできます。
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思えばずっと、「余計な動き」をしてきましたね...(遠い目w) いやゴミだけじゃないですよ(苦笑)。
人生のほとんどの局面において。
つまりは回り道です。人生において最短距離をあえてとらないという天邪鬼な性格...
若い頃は、なんで自分はこんな性格なんだろう?こうなってしまったんだろう?と考えること多数(苦笑)。
SE稼業でいえば、技術者なのにゼネラリストを目指すといってみたり...
インフラ屋なのにファッションに金かけてみたり...(「ムダ!」と同業者になんど全否定されたことかw)
食べるほうに金かける人はけっこう多かった。B級グルメだけどw
SEなのに生活習慣を見直して、苦労しながら早寝早起きにシフトしていったり...(なんど「SEっぽくない」と言われたことかw)
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昔はまったくわかりませんでしたが、この歳になってわかるのは、「最終的にたどりつけばいい」んですよね。最短距離をとらなくとも。
そして、最短距離でたどりついちゃった人というのは、どこか脆弱なんです。回り道して「景色をみていない」から。
まぁ比喩的にいえば、です...
最短距離をとった人は、私よりずっと早くたどり着いているわけですが、ほとんどの方は、私がやっとこさ回り道してたどり着いても、まだいるんです「そこ」に。
それが私には「?」なんですよ。「え?まだいたの?もっと先の地点にいけばいーじゃん!」と。
早くついて、その到達地点が心地よいのか、安住しているので、成長がないんです。最短距離で到達する過程でも成長がないし、到達した場所でも成長がない。
私なぞはまったく、ひとつの場所に長くいれないタチなので(比喩の話続いてますw)、最初の目標地点に到達する頃には、もはや目標地点はさらに先に変わっちゃってるんです。
なぜかというと、その回り道している過程で、心身ともに成長しているから。成長するとともに目標のレベルも上がっていきますからね。
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とりとめのない話になってきたので(汗 一旦切ります...
いつもどおりだな...
もうちょっと書きたいことがあったので、また機会があれば、続けます。