閑話休題(3):頑張ろう40代
これも… 自分のブログに書いてる範疇のネタなのですが、そろそろ精査してエンジニアライフにもってきたほうがいいかな、と。
勝手に思った次第です。
お題は、「若く有能な人たちが、若くなくて有能でない人たち(たぶん、かつては若くて有能であった)に指示出しすることの大変さについて」。
それによる若くて有能な人たちの「すり減り」が、IT業界の国際競争力を下げているようです(大げさ!)。
日本が高齢化社会になっていくのと軌を一にして、インフラエンジニアも高齢化してきました。40歳をすぎてもまだまだ現役ですが、なぜ現役なのかという理由がとてもネガティブなのです。すなわち、完全につぶしがきかないから。
しがみつかざるを得ないのです。コミュ力がほぼないのが致命的です。(本人はコミュ力あると思っているが)
はっきりいってダブついています。そしてさらに悪いことに年齢とともに生産性が下がる。老眼もキツくなってくるし(関係ないかw)。
新技術に対するアンテナの感度もいまいち…
年寄りエンジニアの生産性が低いっていうのは、もっともっと社会問題化されてもいいと思うのです(苦笑)。
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この連載のタイトルは「健康生活」であり、かつては連綿とSEの健康について書いてきましたが、それは、我々40代へのエールだったのかもしれないなあと今になって思います。読み返すのは面倒なので確認はしていませんが、確か、我々40代(以上)が健康面を調えさえすればまだまだ若い世代と競争できます!がんばりましょう!みたいなエールを送っていたように思います。
そうなのです。年寄りエンジニアの生産性が低い理由は、ひとつは健康面なのです。
エンジニアってほぼ例外なく若い時分から不健康な生活を送ります。判で押したように、とはこのことです。
でも、どこかで気づかなければならないのです。一生エンジニアでやっていく気概を持っているのであれば(その理由が後ろ向きであったとしても)、どこかで生活習慣を改めなければならないということに。
でも、大部分の人たちは、気づかない。あるいは、気づこうともしない。言い方をかえれば、その「目覚め」がなかった人たちが、IT業界のインフラの底辺層に続々流入してきています。
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私がいいたいのは、若くなくて有能でない(なくなった)エンジニアたちは、若くて有能な人たちに「使われやすい」要員になりましょう、せめて指示出しする人が求めるアウトプットを出してあげてください、それだけでいいんですから、ということです(難しいことはいってません)。
私は若い人たちにつねに同情的です。なのですが、ツンデレですが若くない人たち頑張りましょうという意味も込めて書いています。
私はとうの昔に若くないです。私はずいぶん前から、自分より年下でかつ有能な人たちに使われやすい人材になろう、と決めています。
それは、道を譲る、「任せる」ということです。そして、年下の人たちから刺激をもらい続けています。
しばらくこのネタで続けます。