言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

「駆け出しエンジニア」なんて言ってないで、さっさと駆け抜けろ。

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IT業界を目指して頑張りだしたなら、「駆け出しエンジニア」とは名乗らない方がいいです。理由は簡単で、カモられるからです。ぼったくりスクールが「簡単に」とか「誰でも」などと甘ったるい言葉で誘ってきます。自ら「駆け出し」なんて名乗っているような、隙を丸出しのクソ甘根性だと、甘ったるい誘いに引っかかります。自ら「カモです!」とフラグを立てているようなものです。

世の中というのはそんなに悪人ばかりでもないので、初心者と名乗っている人を応援してくれる人は一定数います。ただ、初心者を名乗り続けている人からは応援してくれる人は去っていきます。かわりにたかって来るのが、駆け出しを利用して儲けようとする人です。また、「駆け出しエンジニア」を自ら名乗っていると、企業から嫌われます。それを名乗ることで、「お手柔らかにお願いします!」とでも言いたいのでしょうか?そんな人を喜んで採用するのは、何か裏のある企業くらいです。

初心者でも情報発信するのは大事です。ただ、「駆け出しエンジニア」のハッシュタグをつけてつぶやくのは止めよう。「〇〇を勉強しました!」とか、学習履歴を企業にアピールしているつもりかもしれないが、そういうのはSNSではなく、経歴書に書いてアピールしましょう。そんな自己満足な報告が誰かの目に留まって、あわよくば声がかかるなんてことはありません。そんなシンデレラストーリーを夢見てるから、ぼったくりスクールや腹黒SESにカモられるのです。

では、タイトルにある「駆け抜ける」とはどういうことでしょうか。いちいち周りにアピールしていないで、黙って勉強しろということです。「技術を高める」と目的がはっきりしている人は、アピールする必要性がありません。「自分のスキルで仕事にありつけるか?」と考えても無駄です。スキルを身に着けて、プロのエンジニアと話ができるようにならないと、そういうことは判断できません。不安に思うなら学習課題に集中しろ。これに尽きます。

一人で結論を導き出せる人にしか、プロとしての仕事は任されることはありません。そのくらいのレベルになったら、イベントに参加したりコミュニティーに参加すれば簡単に仲間が見つかるので、技術話で「ウェーィ」できます。その「ウェーィ」から仕事を紹介してくれることもけっこうあります。プロを目指すなら、むしろそういう人との人脈を広げる方が理に叶っています。学習中の人に優しい熟練エンジニアもけっこう多いです。とりあえず「駆け出しエンジニア」のハッシュタグを付けて、依存する気満々でネットをうろつくのはお勧めできません。

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