言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

オレがショートカットキーのマジ説教でドヤってみました

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勝ち逃げ先生さんのコラムをみて、なんだかドヤりたくなったので説教垂れてドヤってみます。

率直なところ、ショートカットキーでドヤってくる人がいる様な環境が羨ましくもあります。それだけ早く仕事をこなそうという意気込みがあるということで、素晴らしいことかと思います。私の周りには、おおよそ「誰が何を言った」ばかり気にして、スキルには全く関心の無い人が多数派です。周りの人が二時間かかる作業を三十分で済ませて、自分の時間を楽しめるのはいいですが、感覚が合わずになかなか苦労します。

ただ、ショートカットキーで仕事って早くなるんですかね?Excelを操作するにしても、何をそんなにショートカットキーを使う用途があるのでしょうか。書式のコピーを上手く使えば、細かい書式の設定する手数を大幅に省くことができます。データを表形式にまとめておけば、そんなに難しいテクニックを使わなくても、ソートとフィルタで欲しいデータはだいたい得ることができます。Excelに限って言うなら、調べながら清書してる人が多いです。

ショートカットキーは「Ctrl + v(貼り付け)」や「Ctrl + c(コピー)」のように、無意識に出るくらいにならないと役に立ちません。ましてや、何をやりたいか明確になっていなければ、ショートカットキーを使って省ける時間より、迷う時間の方が長くなります。結局、迷わずに動ける人が一番速度が出ます。たくさんのショートカットキーを覚えても、思い出すのに時間がかかるようでは活用できません。

また、ショートカットキーは組み合わせることで真価を発揮します。単体で役に立つのは、せいぜい「Ctrl + v(貼り付け)」や「Ctrl + c(コピー)」くらいなものです。また、全部をショートカットでこなさなくても、一連の操作を迷わず確実に実行できれば、十分に作業速度が得られます。覚えるなら、ショートカットキーではなく、一連の捜査のパターンを覚える方が効果的です。自分は必要な操作を知っていれば、そんなに多くのショートカットキーを覚えなくても大丈夫です。

そもそも、考え方や段取りを整理しておけば、普通に操作をしていても結構な速度は出ます。速度をだすのに重要なポイントは、最終結果とそこにたどり着く道のりをイメージできてるかです。行き当たりばったりで多彩なショートカットキー捌きを繰り出しても、無駄な回転の速度が上がるだけで無駄にスタミナを消耗します。ショートカットキーは、多く覚えるより、少なく使いこなしましょう。

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