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在宅勤務で気づいた速攻で仕事を片付けるコツ

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世の中の大半の人が誤解していると思いますが、速攻で仕事を終わらせるというのは本質的には無理です。どんな人でも、どんな仕事でも、同じことをやればほぼ同じ時間がかかります。速攻で仕事を済ませる人は、単に他の人と同じことをやっていないだけです。違いは発想と取り組み方です。それともう一つ、周到に用意をすることで、動いているように見える時間だけで見ると、凄まじい程の短時間に見えてしまうというだけです。

ただ、タイトルにある在宅勤務とその話は全く別ではないか?と思われていることでしょう。実のところ、在宅勤務になってから凄く捗るようになったんですよ。家事が。毎日、仕事が終わってから「ほげー」っとした状態で家事をやると凄く億劫です。洗濯するのも面倒くさいし、食器洗うのも面倒でいつも外食です。掃除するにもやる気が起きずに部屋も散らかりがちでした。

在宅になって明らかに変わったのは水回りです。以前は洗い物が積み重なっていたシンクが、ピカピカになりました。水垢がこびりついた風呂釜はきれいに掃除されました。在宅勤務で仕事が捗らない時、気晴らしに掃除をしていたらそうなりました。身の回りが奇麗になると、心の中の何かが軽くなるのか、仕事にも前向きに取り組めるようになります。そいういう好循環が組みあがりました。

そこで気づいたのですが、その時にやりたい事をやった方が物事が捗るということです。仕事だからと出社してオフィスで8時間取り組む仕事より、洗濯と掃除を済ませて心置きなく取り組む4時間の仕事と、効率はほとんど同じでした。同じ8時間でも、在宅では家事も含めて仕事が片付きます。仕事の部分だけピックアップすれば、速攻で片付いています。通勤時にこの効率をはじき出すのは不可能だと考えます。

オフィスで席についてじっとして事を考えるより、掃除しながら考えを整理した方がよくまとまります。義務感で気合が入っているように錯覚していましたが、そうとも限らないようです。むしろ、過剰な緊張状態が故に、非常に効率の悪い働き方をしていたように思えます。程よい緊張と弛緩のバランスが最大のパフォーマンスを発揮するコツだと、在宅勤務を通して気づけました。

ちなみにこのコラムも、在宅勤務中(昼休み)に速攻で書きあげました。

Comment(1)

コメント

River

私は 自営業ですので まったく おっしゃるような 生活哲学です。
自店のための システムを 40年以上も 仕事のあいた時間に, 開発し続けています。
生活を 成り立たせるためには 如何に 効率よく すべてを 成し遂げるかに
かかつていますが, しかし効率主義では いずれ 行き詰まりますね。兼合いが
大切ですね。


- Horus -
効率を上げなければ生きていけないというのは、ある意味、貧しさだと考えています。
娯楽というビジネスにおいての無駄が、人生を張り合いのあるものにしてくれるからです。

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