言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

歳をとってからの働き方

»

年功序列が維持できない、年金が維持しきれない、終身雇用も維持できない、など、令和になって早々とセンセーショナルな話題が盛りだくさんです。いや、平成の時から分かっていたけど、世の中を牛耳っているおじいちゃんが口に出すというのは、自分たちの見えない水面下で大きな変化が起こっているのでしょう。ただ、大きな企業で年功序列に従い、60歳で定年して年金を貰いながらセカンドライフという、昭和のライフスタイルを踏襲してライフプランを立ててしまった人も多いことでしょう。そういう人は、分かっていても「そうだね」とは言わないでしょう。

これからの世の中、否が応でも歳をとっても働くことになるでしょう。そのことに悲観的な意見を多く聞きます。ただ、今やっているような働き方なら確かに悲観的な未来しかありません。しかし、やり方次第では今の老人より充実した人生を謳歌できるのではないかと思います。ただし、そのために必要なのは今の働き方を変えることです。老人になるまで今まで通りで、いきなりライフスタイルを変えるというやり方は無理でしょう。

まず、大きな誤解が一つあります。歳をとると仕事ができなくなるという人が多いですが、あれは若いときに無茶をして燃え尽きているだけです。年齢に応じた働き方をしなかったので、年齢のリミットがきて崩壊したというのが私の見解です。働いている人の多くが、二十代後半の頃を基準に働き方を考えています。三十代を越えると、どうしても体力と気力が衰え始めます。それに合わせて、少ない体力と気力で結果を残す方法を身につける必要があります。そういう方法を模索せず、いつまでも二十代後半のノリで働いている人がほとんどです。

あと、よく見落とされるのが仕事へのプレッシャーです。プレッシャーがかかると非常に精神的に負担が大きいです。この負担が蓄積すると、最悪、健康への影響も出ます。これは広く認知されています。よく見逃されるのが、プレッシャーがかかると疲労感が麻痺することです。非常事態なので、身体が疲労よりも危機回避を優先します。こういう状態が続くと、ストレスはかかっていないのに、大きなストレスがかかった時と同じような健康障害を起こすことがあります。なにより怖いのは、プレッシャーによるダメージは自覚症状の無い内に蓄積することです。

昭和以降、ガンや生活習慣病などが増えている理由に、このようなダメージの蓄積も多く関わっていると思います。逆に、このようなダメージの蓄積を回避できれば、歳をとっても元気に働けるのではないでしょうか。それに加えて、エンジニアであれば技術の定期的な積み重ねをしていれば、むしろ歳をとってから成果を出せる人もでてくるかもしれません。歳をとってからどうなるかは、今からの積み重ねで決まります。それも、老後の蓄えとかそういうものだけではなく、仕事のやり方やスキルの積み重ねなども大きく影響してくることでしょう。

Comment(2)

コメント

M

結局何が言いたいんだか。題名と内容があってませんよ。
世の中、歳をとったからと言って、求められる成果や実績が減少するなんてことは無いでしょう。そんな優しい社会では無いと思いますが。。。
現実問題としてエンジニアを含めて、サラリーマンなんて、20代、30代ぐらいの成果が出せなければ、「たいして役に立たない人」「不要な人」の評価になります。
歳をとっても充実した働き方ができるようになるのは、数十年先の夢物語だと思いますが。。。

Horus

> 結局何が言いたいんだか。題名と内容があってませんよ。


年をとっても成果を出し続ける方法とかを想像したのでしょうか。であれば、Mさんの想像とは合わないと思います。そもそも、そんな都合の良い方法なんてありません。あったとしても万人向けではありません。


確かに「今すぐに」という条件であればご指摘の通りです。ただ、今の延長線上でしか物事が見れないと思いました。


好き放題に想像をぶちまけているので、そこについてきてくれとは思いません。ただ、こういう意見を頂くと、なんとなく「頭固いな(笑)」と一言入れたくなります。

コメントを投稿する