言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

時代の変化で詰む人と生き残る人

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平成が終わって令和になりました。単に元号が変わっただけですが、平成からどういうふうに世の中が変わっていったかという振り返りが至るところで行われていたように思います。平成元年のころからの変化を具体的な写真やデータで確認すると、単に「懐かしい」で済まないような大きな時代の変化があります。時代の変化は、確実に私たちの生活や仕事に大きく影響します。

以前、私は「某大企業の大型リストラを横目に見ながらお茶をすする」というコラムを書きました。けっこう反響はあったようですが、このコラムの内容程度で騒いでいる人は時代の変化で詰むと思います。まず、見出しのインパクトに流され過ぎです。このコラムは、既存の仕組みで安穏としていると、何かあったときに大変だよという内容でした。コレを読んで心配になるということは、時代が変わったら困るような何かを抱えているように思います。

これからの時代に通用するかどうかは、今通用するかどうかが基準になりません。今通用していても、これからの時代に通用しない人もいるでしょう。また、今も通用するし、これからの時代も通用する人もいるでしょう。なので、現状に固執してもあまり意味がありません。時代の変化を個人でコントロールすることは不可能です。また、的確な予見をすることも難しいです。それぞれが思い思いの対応をしていくしか手段はありません。

今の状態からこれからの時代に通用するかが判断できないにしても、それぞれの判断で何らかの対策を立てることはできます。時代の変化を認知できる人ほど、これからの変化に対して対策を立てることができます。単に現状にぶら下がっている人は、何の対策も立てられず、流されるがままになります。変化を認知する力が、時代の変化を乗り越えるための重要な鍵になると思います。

どうすればこれからの時代で生き残ることができるか、それは、このコラムで答えを出すことはできません。時代の流れはコントロールできません。しかし、ただ流されるだけか、何らかの行動を起こすかは選択できます。自分の意志で動けるかどうかで、変化に対してどのような結果がでるか大きな違いがでてくるのではないでしょうか。

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