言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

技術書典5に行ってきた

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10/8 (月祝) に技術書典5に行きました。かなり多くの人が来るとのことで、今回から池袋に会場を移したそうです。事前に調べた情報では、整理券が必要なくらいに人が来るとのことで、相応に覚悟はしていました。実際は会場が広いためか、整理券無しで入ることができました。それにしても、どこにこんなにエンジニアがいるんだというくらいに人でいっぱいでした。

会場に行って思ったのは、これだけの人が技術向けの同人誌を作って情報を公開していることが素晴らしいと思いました。SESで働いていると、技術レベルの低さに明日の日本が心配になります。ただ、これだけの人が技術に積極的に関わろうとしています。もしかしたら、日本のITも捨てたものではないのかもしれません。

売られている同人誌をみていると、やはり開発系の人が多いという印象でした。私は特定の本が欲しかった訳ではなかったので、立ち読みコーナーで各サークルの同人誌を読んでいろいろと思考を巡らせていました。やはり旬な技術について書く人が多いという印象でした。他のエンジニアがどういう事を考えて技術に向かい合っているかという観点で同人誌を読むと、また違った面白さがありました。

書いている人の顔もみれるし、聞きたければ話をすることもできます。じっくり話をしたければ、打ち上げに参加するなり、アドレスを聞くなり手段もあります。普通の書籍ではなかなかそれはできません。もし、電子書籍がもっと普及して主流になったとしても、こういうイベントは生き残っていくのではないでしょうか。もしかしたら、むしろ活発になるかもしれません。

情報によれば来場者は一万人近く(スタッフ含む)が来たそうです。意外とみんな、リアルなイベントに飢えているのかもしれません。それとも、何らか新しい刺激をもとめているのでしょうか。純粋に技術を求める人が多いからこのようなイベントに需要があり、自分の成果を発信したいと思うからイベントが成り立ちます。このようなイベントが発足し、大きくなっていくことに非常に大きな価値を感じます。

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