高校~社会人の情報学基礎知識講座

データベース構造の理解と実装@1

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最近忙しくてかけていなかったのと目標を年内に終わらせることを兼ねて、ソロアドベントカレンダーを実施することとします。
目標内容が授業であと12コマなので、2日で1コマ分になる程度の分量で書いてみようかな、と。

12/01-10 データベースについて
12/11-24 データの収集と傾向の可視化 というテーマについて。

で、クリスマスごろから学年末テストかなぁ...。

尚、来年どういった内容を書こうか、という点についてはまったくもって未決定なのでどうしよう...?
情報Ⅱで書くか、情報科入試関係の広報をするか・・・。

1~4月は安全確保支援士試験の勉強に裂きたいし、4月から現場変わりそうだし...はてさてどうすっか...


さて本題。

世の中にはデータがあふれています。
ここでいうデータは情報の密度による分類と特性で語ったDIKWモデルのデータと言っていいです。
例えば図書館の蔵書とか、大量に管理対象がある場合、一覧表として管理対象を纏めて管理するほうが楽、という場合が多いです。

こういったデータ管理の目的から、データベースという考え方が生まれました。

ざっくりいうと「関連する内容を表として管理しようぜ」です。
一般的にこうやって関連性に注目して複数の表を作ったデータベースをリレーショナルデータベースと言います。

ではリレーショナルデータベースではないデータベースもあるのか?というとあります。
NoSQLと言われるものたちです。ただ、高校情報科の教科書・ITパスポート・基本情報・応用情報・データベーススペシャリストまで見てもほとんど問題を見ないのでぶっちゃけリレーショナルデータベースを中心に考えたほうが良いです。
JSONとかXMLはNoSQLと言っていいのか自信がないので知ってる人はコメントください。

さて、表でデータを管理せよ、と言われるとExcelとかで表をちびちび入れていくところからスタートする人はそれなりに多いでしょう。
1000件くらいならまぁ・・・と思わなくもないですが、Excelで表を結合したりすると地獄が待っている...
ネ申エクセルは撲滅すべき悪い文明。ネ申エクセル を量産する奴は悔い改めよ。

で、データベースを管理するためのソフトウェアとしてDataBaseManagementSystem(DBMS)というソフトが登場しました。
このDBMSに分類されるのがOracleDatabaseMicroSoft SQLServerMySQLMariaDBpostgresqlsqlite 等などです。
こいつらはデータベース管理用の専用言語SQLを用いて操作することができ、ユーザーごとにできる作業内容を権限として分離できたりします。
また、ソフトごとに方言ともいうべき微妙なSQL拡張を持っていることもあります。

資格試験系を受験する際は最低限、共通のSQLを用いて検索・挿入・更新・削除あたりのSQL文を読み書きできるようにしましょう。


日本文教出版さんが『教科「情報」メール』というのを実施してくれていて、吹越はちょいちょいここから研究会とかの情報を拾ってきます。
今後はこの辺からもピックアップしたり、参加したやつの感想書いたりもしていこうかしら...。

興味ある方は登録してみるといいと思います。次の配信は年末ごろと思われます。

明日以降の小話として11月末号で紹介されている内容をピックアップしてみようかしら...。

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