海外経験なしで通訳案内士!ガジェット活用による英語学習法!

機械翻訳で詳細を詰めるのは難しい?

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■話が通じない?!

 英語圏でない方とメールをやりとりしていますが、大して込み入ったことでもないのに、何ラウンドもかかることがあって不思議に思っていました。

 具体的には、単複の区別がついていない、定冠詞や関係詞での限定が考慮されていない、という状況が続くのです。たとえば、"the business person who 〜 at the meeting held on ・・・ "のような文章が、「次回会議の全出席者」と捉えられ、何回もやり取りして、ようやく分かったということがありました。

■機械翻訳を使っていた!

 こういうことが何度もあって困っていました。正確性を心がけて書いていたので、何度も説明を加えるというのは難しかったのです。

 あるとき「話が理解できておらず済まなかった。実はWebの翻訳サービスを使って英文を読み書きしている」と言われました。長く悩んでいた謎がすっきりと解けたような気がしました。いただく英文は、想像はつくものの、誤っていて正確には分からないことが多いのですが、その理由も分かりました。

 翻訳者に依頼し、筆者が英語で作成した文書を現地語に訳してもらったものを、翻訳サービスに入力してみました。筆者が書いた英文は、ESL(English as a Second Language)なので、複雑な文章ではなく、比較的機械翻訳しやすい文章だと思います。しかし、残念ながら、日本語訳は意味がよく分からない水準でした。英語訳は日本語訳よりはだいぶ品質が上でしたが、係り受けの解釈(区切り)が違っていて、意味が変わっているものが目につきました。

 まだ翻訳サービスに頼り切るのは危険そうです。しかし、翻訳サービスを使って英文を読み書きしている人もいるということは、認識しておく必要があるのかもしれません。

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