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ITで自動車は進歩した -安全運転支援システム体験レポート

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 先日、十数年乗った車に見切りをつけて買い換えました。

最新の自動車の装備って?

 私は以前に自動車関連のソフトウェアのテストの仕事をしたことがあります。道路の車線を認識してハンドルを動かすとか、対向車を認識してヘッドライトのハイビーム/ロービームを切り替えるとか。そんなソフトウェアの仕様を見て、「今どきの車はこんなことまでやってるんだ」と感心したものです。そんなこともあって、今回は奮発して先進の安全運転支援システムをつけてみました。

 安全装置ではありませんが、今どきの車のオーディオはスマートフォンと連携していてスマホ内の音楽を聴けるようです。ということでスマホを連携させてみました。

 私は20代のころ、最初に5万円の車を買いました。中古車です(そりゃそーだ!)。そのころのオーディオと言えばカセットテープでした。あのころはカセットが取り出せなくなるというアクシデントがときどきありましたが、スマホならそんなことはありえません。ずいぶん変わったものです。

愛人からの電話にご用心

 子どもを乗せてドライブしていると電話がかかってきました。車に。スマホと連携させていたのでオーディオの画面に着信マークが出て、クリックするとハンズフリーで電話をすることができました。今どきの車では当たり前なのかもしれませんが、私は初体験だったのでちょっとびっくり。これは便利ですね。

 でも、愛人からの電話じゃなくてよかった(!?)。

ラーメン屋には進入禁止?

 走行していると、フロントパネルに制限速度などの道路標識のマークが表示されます。道路標識を読み込んで表示しているのです。標識が道の左側にあっても上にあってもちゃんと読み込んでいました。あの標識は読めるかな?などと考えながら走っていると、まるでソフトウェアのテストしているみたい。そんな気持ちになりました。

 そういえばあるサイトに書いてありました。ラーメン屋の天下一品のマークは赤丸の中に白地で「一」が書いてあります。道路標識認識機能にはこれを進入禁止の標識と読み間違えてしまうバグ(?)があるとか(こちらに写真あり)。たしかによく似てはいますが、テスト技術者としては許せません(?!)。

車線維持機能に怒られた!

 ある程度スピードを出すと車線維持機能が発動します。車がふらついて車線を越えそうになるとピピピと警告音が鳴って怒られるのです。普通の道ではいいのですが、たまに車線の両側にさらに幅30センチくらいの点線が書いてある道があります。そんな道では、ちょっとでも車が横にずれるとセンサーが点線を感知します。道のど真ん中を走るようにしないと怒られてしまうのです。これはちょっと厳しいなあ。

安全技術の発達で交通事故をなくして

 その他にも、障害物を検知して自動ブレーキをかけるとか、渋滞中に前の車が動き出したら教えてくれる機能もあります。うっかり一瞬居眠りしても大丈夫かもしれません(保障はしません)。こんな機能がついていれば、お年寄りが運転しても事故は少なくなりそうです。

 いっそのこと、高齢の運転手には安全機能を必須化したらいいのに。費用の負担は別途考えるとして。ただ安全機能に頼りすぎていても危険なので、自動ブレーキがかかる頻度を記録して頻度が高くなったら運転免許返納とかいうルールにしてもいいかもしれません。いずれにせよ、ITの技術の発達によって、交通事故が撲滅されるといいですね。

 スマホとカーオーディオを連携させたものの、スマホに音楽を入れていないことに気づいたあべっかんでした。

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Comment(3)

コメント

abekkan

新しい車のナンバーは「2750」にしました。
この数字が何を意味するのかは誰も気づかないことでしょう。
16進数にしない限り!

仲澤@失業者

まぁ、「K.I.T.T.(キット)」みたいになるのはもっと先かもしれませんね。
「なんちゃってKITT」はふつ~に売ってますけど。
そう言えばナイト2000のレプリカも検索できますね。
こりゃいわゆる「おっさんほいほい」ですな。

abekkan

>仲澤さん

KITTですか。コックピットがすごいやつですね。

私はバックトゥザフューチャーのデロリアンか、ウルトラセブンのポインター号に乗ってみたいなあ!

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