35歳定年から75歳現役に、 -定年後不安を読んでエンジニアも明るい老後を!
定年後不安
「定年後不安」という本を読みました。この本によると、長く稼ぎ続けるためには、定年まで会社に雇われて働いた後に、自分一人で小さく起業して「雇われない働き方」にシフトするとよいとのこと。その後は75歳くらいで体力面、健康面に問題が出てきたら、体力的に無理のない働き方にもう一度シフトします。それが長く働き続けることにつながると言っています。
定年ころに働き方をシフトして第2の人生を始めるという話はよく聞きます。けれども70歳代でさらに働き方をシフトして働き続けるというトリプルキャリアというのは斬新な案だと思いました。
プログラマー35歳定年説の崩壊
かつてはプログラマー35歳定年説というものがまことしやかに語られていました。。歳を取ってくるとプログラマーの仕事をこなすのが難しくなってくるので35歳くらいで限界だろうという説です。
ところが今現在では、35歳以上のプログラマーはたくさんいます。もし35歳以上の人たちがプログラマーを引退してしまったら、かなりのプログラマー不足になって業界が成り立たなくなってしまうことでしょう。今後高齢化社会になってますます35歳以上のプログラマーは増えます。私の会社でも35歳未満のプログラマーは毎年減っていますし。
歳をとっても、人生まだまだこれから
このサイトのコラムニスト「プログラマで、生きている」のひでみさんは年齢のせいで衰えたことがないと言っています。
しかし一般には、歳をとってくると若いころのようにバリバリ働くのは辛くなってきます。私の場合は、体力よりも気力が衰えてきました。歳をとって残りの人生が短くなってくると、「残された時間を会社のためばかりに使うのではもったいない」と思うようになり、遅くまで残業する気になれないのです。早めに仕事を切り上げて行きつけの飲み屋で過ごすほうが自分にとって有意義な時間だと思うのです。仕事よりも大事なことがある、と強く感じるようになったのです。
そういったこともあり、ある年齢で働きかたを見直して仕事をシフトしていくという前述の本の考えかたは私には好感が持てます。人生まだまだこれから。働きかたをこれから2回もシフトするのですから。
アラフィフのあべっかんでした。
コメント
仲澤@失業者
体力に依存した仕事に、年寄りはだめかもしれませんねぇ。
プログラマはそうではないので、トレンドから外れない限り年々能力が上がります。
ひょっとすると年功序列に根拠のある世界なのかもしれませんね。
引退など関係のない無いフリーで人生を過ごしてしまいましたので定年の不安についてはわかりません。
むしろ、マウスを握ったまま死ぬなと確信してます(とほい目)。
じぃはのぉ、マウスより重いものは持ったことがないんじゃ。ふぇっふぇっ・・
・・還暦(間近)プログラマの仲澤でした。
あべっかん
仲澤さん
いつもコメントをありがとうございます。
年々能力が上がるというのはうらやましいです。
能力よりも要領でやっていこうと思ってしまう私は、エンジニア失格かな?!
kaie
今は65歳まで働くのが普通みたいになってきてますが、
自分が65になる頃は70~75まで働いてるのも当たり前なのかもしれないと思います
その時にはすでに体力もないし、単純業務はAIに負けるし、年金もあてにできそうにないですから、個人型年金とかも初めてみたり、悩みはつきませんね
そんな世界でも生き残れる高齢サバイバーに私はなれるのかな?
この本読んで勉強してみます
abekkan
>kaieさん
コメントありがとうございます。
そのころになれば、周りの人たちもみんな働いていて、体力がなくても働ける仕事も増えているかもしれないのでそんなに心配しなくてもいいのかも?!
ただ、病気にだけはならないよにしたいですね。
もうすぐ50
アラフィフの現役プログラマです。
最近のIT企業は、チケット駆動型開発が多く、学歴年齢不問で評価されます。
ただ、Slackで仕様決めディスカッションをやっている様な現場だと、情報を常にアップデートする柔軟性が必要になります。
年齢不問な現場が増えましたが、昭和型な観念だと、孤立しかねない雰囲気になりつつありますね。