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新入社員が見た目で区別できるのはなぜ? -もっと楽しそうに仕事をしよう!

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「あっ、新入社員だ」

新入社員、見ーつけた!

 この時期になると、町や電車で新入社員をよく見かけます。でもどうして新入社員だと分かるのでしょうか。

  • スーツが新しい
  • 数人で行動している
  • 顔が初々しい

 スーツが新しいのは当然でしょう。数人で行動するのも、新人研修で一緒で残業もなく終わって帰るからでしょう。では、最後の顔が初々しいのは? 社会の厳しさを知らず、希望に満ちた顔というか悩みのなさそうな顔をしています。

新入社員らしく見えるのは最初の3か月だけ?!

 ところが4月から3か月もたつと、もう新人を見かけで区別することはできなくなってきます。先輩社員と同じようになってくるのです。スーツもヨレヨレしてきて、というより私のようにスーツなど着なくなる人も多いでしょう。そして社会の厳しさを知って、重みのあるというか、悩みのありそうな疲れた顔つきになってきます。これが社会人の姿なのです。私の偏見がかなり入っているかもしれませんが。

 でも、それでいいのでしょうか? 社会に出て仕事をするようになって数カ月足らずで、みんながみんな悩みのなさそうな顔ではなくなってしまうのです。悩みのありそうな疲れた顔つきになってしまうのです(当社比)。

楽しそうに仕事していないのは日本だけ?!

 日本でなくて海外だったらどうでしょうか? 私は海外で働いたことがないのでよくわかりませんが、ラテン系の国だったら働いている人でも悩みのないハッピーな顔をしていそうです。楽しそうに働いていない人が多いのは日本だけなのでしょうか?(これも私の偏見かもしれませんが)。私ももっとハッピーな顔をして働きたいものです。

 でも悩みのない顔をした新人を数カ月足らずで疲れた顔に変えてしまう日本の会社のこのシステム。逆になんだかすごいシステムだという気もします。みんなを変えてしまうのですから。

 そんなシステムの中で働いでいる私ですが、もっとハッピーな顔をして仕事をしたいものだと思っています。

 コラムを書くときだけは楽しそうな顔をしているあべっかんでした。

Comment(3)

コメント

仲澤@失業者

固定時期に新卒のみ一括採用する現象は、日本に特異的な事象らしいので、
文化的年中行事として保存すべきかもしれません。
それが頼りの産業もあるかもしれませんし(笑)。
仕事が楽しそうでないのは、多分それが嫌いだからじゃないでしょうか。
生活の安定のためには何でも我慢できてしまうという、
これも某国特有の珍現象かもしれません。
韓国人の知人によるとあっちはもっとひどい意見もありましたが。

新入社員

配属先の地域、配属先の部署の残業等の実態、先輩社員の雰囲気、先輩社員の考えてる仕事の価値観、給与とボーナスの高さ低さ、業界の将来性
新入社員は上記の事を同期、他社に入った友達、Twitter等のSNSのフォロワーなど、様々な人と情報交換し、この会社に入って正解だったのか、転職活動を始めるべきかを判断するものです。
まあ、職場がブラックだと直感的に判断されてたら、4月序盤で会社辞めてるでしょうけど。
そうゆうご時世なので、誰でも楽しく仕事するということは困難だと思います。

abekkan

> 仲澤さん
いつもコメントをありがとうございます。
文化的行事にするのはいいですね。「新人の日」にして4月の初めを祝日にするとか。
でも祝日にしてしまうと入社式は開催されないので新人の日ではなくなってしまう。どうしたらいいのでしょうか?(笑)

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