「失敗しないので」には予習が大事
私、失敗しないので。の理由
先週、テレビドラマ ドクターXの最終回が放送されました。米倉涼子が演じる大門未知子はフリーの外科医です。「私、失敗しないので。」の決め台詞の通り、数々の難しい手術を失敗せずに行ってきました。 そして最終回では失敗しない理由の1つが分かりました。
大門未知子はオペする患者のことをノートに細かく書いていました。手術前にあらゆる事態を想定していました。もし血が止まらなくなったらこの手を使うとか、予想以上に転移していたらどうするとか。あらゆる事態に対してどういう対応を取ったらいいかをノートに書いて予習し、それを頭に叩き込んでいたのです。さすがプロですね。
学校で身に着けたはずなのに
昔、よい子だった人は、予習や復習をする習慣を学生時代にしっかりと身に着けたはずです。学生時代というのは社会人になるために必要な知識や経験や習慣を身に着けるときです。ですからそのとき身に着けたことを会社で活かせばいいのです。
仕事中には大事なことは漏らさずにメモします。けれどもそのメモをちゃんと見直して復習しているでしょうか? 明日の仕事に活かせそうなことを予習しているでしょうか? 全然していないでしょう(自分に言っています)。メモしただけで満足してしまって二度と見ないものがいかに多いことか。メモしたことすら覚えていないこともあります。
これではいけません。こんなことでは「私、失敗しないので。」には到底なれません。
復習だけでなく、予習も必要
仕事のことではありませんが、私は本を読んだらブログに書評を書くようにしています(つまらなかったものを除く)。ブログにアウトプットすることで記憶の隅に残るようにしています。詳しいことまでは覚えていなくても、たしかブログに書いたな、とだけでも覚えていればあとで読み直すこともできます。私はブログに書いたことに関してだけはちゃんと復習しています。
全くやっていないのは予習です。新たなことに取りかかる前に、来週からこのタスクをやるからこの技術を予習しておこう、という意識を持つべきです。特にエンジニアは(自分に言っています)。
そう思った私は手始めにこんなことをしました。先日ある集まりの忘年会があり、そこで「だじゃれ大会」をやることになっていたので、私は事前にだじゃれの本を読んで予習をしておきました。本番では滑りましたけど、滑ったときの対処方法も書いてあったので役に立ちました。やはり予習は大事です。これからも予習をしたいと思います。
努力する方向を誤っていることに気付いていない あべっかんでした。
コメント
仲澤@失業者
予習も復習もまったくしませんでした(反省)。
やるようになったのは社会人になってからですかね。
と言うのも、母は「テストは満点をとりなさい。他は自由にしてよろしい」
という感じの人で、勉強しろとはあんまり言いませんでした。
小学生の時はなんとか満点をとり続けていたのですが、
たまに95点なんぞという中途半端なテストを持って帰ると
母にこっぴどく叱られた記憶があります。
おしおきは風呂焚き一週間(とほい目)。
abekkan
>仲澤さん
満点を取り続けていたとはすごいですねえ。素晴らしい。さすがです。
十で神童十五で才子...
あれっ、これじゃあ誉めていることにならないかな(?)
失礼しましたー!