人気職業のITエンジニアのイメージを向上させよう - ブラックからホワイトへ!
ITエンジニアの人気が上がった!
先日の手塚さんのブログ「ITエンジニアは人気職業!?」にも書かれていましたが、男子中高生がなりたい職業、1位に「ITエンジニア」が選ばれたそうです。ITメディアのニュースページにも載っていました。
ITエンジニアのイメージについて中高生に調査してみた
ITエンジニアにはブラックなイメージもあります。残業が多い、徹夜が多い、うつ病が多い、結婚したくてもできない人が多い、運動不足の人が多い、などなど(当社調べ、というかあべっかんの独断と偏見)。中高生はこういったブラックなイメージは持っていないのでしょうか?
中高校生全員に聞いて調査してみました(あべっかん家調べ。サンプル数2人)。
その調査の結果、特にITエンジニアがブラックだとは思っていないようです。あー、よかった。と思ったら、「どこの業界もブラックな会社はあるし」とのことでした。広告代理店や運送会社のブラックさが話題になったのでIT業界が目立たなくなったというだけのようですね。
IT業界も改善されてきた -イメージをもっと良くしよう
IT業界が特にブラックだというのも、昔に比べればずいぶん解消されてきているのではないでしょうか(あべっかん調べ、というか独断と偏見)。
せっかく人気No.1の職業になったのですから、これからはさらにIT業界の職場環境を改善していってクリーンなイメージにしたいものです。そのためには、効率的に働いて、残っているグズのことは気にせずにさっさと帰る、ということをみんなで意識して行っていくべきではないでしょうか。
そして、ITエンジニアの待遇はいいぞ、と思わせなくてはいけません。社畜として洗脳されたとか、自虐的なコラムを書いていてはダメです。希望に満ちたコラムを書きましょう(この人に言っていますw)。
そしてさらに希望を持たせるために、羽振りが良くなっていい生活をしている人たちの話を書くのがいいかもしれません。王様のように遊ぶ人とか、船をチャーターして釣りに行く人とか、伝説の給与だと自叙伝を出した人とか(あれ、全部同じ人か?!)。
私も今年のゴールデンウィークは9連休でたっぷりと休んでいます。平日の夜中にコラムを書きながらビールをゆっくり飲んでいるこんな優雅でリッチなところを、全ての中高生(あべっかん家調べ。サンプル数2人)に見せておくことにしましょう。正確にはビールではなくて発泡酒なんですけど。
あべっかんでした。
コメント
ksiroi
子供の考えるエンジニア像って大抵は「プロデューサー」の仕事か「ハッカー」あたりなのが理想と現実の齟齬なので、現状は割と真面目に冗談抜きで凄く危険な状態であったりしますね。
ゲーム業界に来たいという子供と話す機会に何度か恵まれましたが、「手段としての技術」という意味合いで「ITエンジニア」を目指す子が多いです。
そして中途半端な知識と技術でろくな仕事ができず、かといって本当にやりたかった仕事との差異を感じ絶望するケースを多々見ました。
根本の原因は当人の勉強不足なのですが、「ゲームを作りたいなら漫画を読め、オンオフのゲームの数をこなせ、wikipedia読んで雑学増やせ、ついでに学校の勉強を雑学レベルで知っておけ」とアドバイスするといい感じにクリエイティブをこなせるようです。
個人的には「ITエンジニアなんてクソだ」と声を大にして言いたい。
本当にやりたいことはなんなのか、を腰を据えて見つめられるよう我々が指導していくのが
本来的な意味でのIT業界のためにも良いと思います。
あ、人を食い物にしたい人たちは「ITエンジニアはいいよモウカルヨー」とか言いそうですね。
マジ害悪なのでいなくなってほしい
abekkan
>ksiroiさん
絶望するケースをそんなに見てきたのですか。
ITエンジニアの現状を正しく理解させなくてはいけませんね。現状を知ると人気ランキングから落ちそうですけど。
ksiroi
現状認識の教示もそうですが、そのまえに目的と手段の概念をきちんと理解させるべきと思います。
市場から求められているのは技術+αのプラスアルファの部分なので、
技術だけ知っていればエンジニアになれると[思われている|指導している|いう記事がある]のが
個人的には恐怖かな、と...
そりゃランキングも上がりますわ…簡単そうに見えるもの…
abekkan
>ksiroi さん
簡単そうに見えてしまって誤解される。その通りですね。
まあ、他の職業も大なり小なり似たようなところはあるのでしょうけれど。