過去を振り返り未来を夢見ることで、エンジニアは成長する(当社比)
コラムニスト歴5年
このコラムを書き始めてから早くも5年が経ちました。コラムの本数は250本を超えました。
毎年この時期になると、一年前からのコラムを見直しています。ずいぶん苦し紛れに書いているなあ、とか、もっとためになることを書けよ、とか自分にツッコミを入れています。本当はもっと重みのあること、ためになることを書きたいのですが。なかなか進歩しませんねw。
過去の仕事や出来事を振り返ってみよう
今回のゴールデンウィークは長く休みが取れ(て行くところもなかっ)たため、私はある診断プログラムに取り組んで自分の仕事や生活の過去のことを振り返ってみました。
子どものころ、学生のころ、若いころ、にあった出来事で、楽しかったことや悲しかったこと、嫌だったことなど、感情の起伏があったことや仕事のターニングポイントになったことを思い出して文章にして書き出しました。最初に一通り書いてから、あとから思い出したことをどんどん書き足していきました。
1つのことを思い出すと、連鎖的にそういえばこんなこともあったなあ、と思い出したこともあります。そして書きあがった文章は14,000文字を超える大作となりました。私はこのコラム以外にもいろいろ書いていますが、このコラムは短いし、長く書くものでも2,000文字程度です。14,000字も書いたのは初めてでした。書こうと思えば書けるものですね。もし今後私がノーベル賞でも取ったら、これを「あべっかん自叙伝」として出版できそうです。今から予約を受けつけます(笑)。
忘れていた過去を思い出して一喜一憂
この振り返り作業を始める前は、最近仕事が面白くないなあ、そもそも仕事が面白いときなんてあったっけ? と思っていました。でも改めて今までやってきた仕事を書き出して文章にしてみると、そういえばこんなこともやった、あんなこともあった、と連鎖的にいろいろ思い出してきました。「俺って意外と活躍してきたかも!」と、ちょっとだけ自信を取り戻しました。
一方、もしもあのときこうなっていたら、もしもあそこでこうしてれば、とタラレバを並べてため息をついてしまうこともありました。
ギャップ分析でエンジニアは成長する(はず)
過去の栄光にすがりついたり、タラレバを並べてため息をつくために私は過去を振り返ったわけではありません。
今までにどんなキャリアを積んできたか、できなかったことは何か、を整理します。そして5年後にはどのようになっていたいのか。5年後の理想と現在の現実とのギャップは何か。ギャップを埋めるためには今から何をすべきなのかを考えることが大切なのです。このギャップ分析を繰り返すことでエンジニアはスキルアップしていくのです。常に新しいことを身に付けてスキルアップしていくことをエンジニアは期待されていますし。
あなたも一度、自分の過去の仕事をじっくりと振り返って書き出してみてはいかがでしょうか。14,000文字も書いてみるときっと気づくことがありますよ。
さも自分はちゃんとギャップ分析で成長している的に書いてみたあべっかんでした。