共有して早く帰るのもアリ、早く来て早く帰るのもアリ -深夜残業はやめよう!
先日の湯二さんのコラム「共有して早く帰る」で、「一日中悩んでいた部分がちょっと有識者のアドバイスをもらうことでたった5分でできてしまった、という話が出ていました。情報共有ができれば仕事が早く終わるという話です。あるある、そういうこと。で、情報共有で思い出した話を書いてみます。
半径5メートルは俺に任せろ!
私の以前の職場にMさんというおじさんがいました。Mさんは地獄耳を持っていました。後ろの席の人たちが何かに悩んで相談しているのを聞くと、「それはこうやればいいんですよ」と教えてあげます。隣の島の人がトラブルの報告をしていると、「なになに? 何が起こったの?」と首を突っ込みます。本人曰く、「半径5メートル以内の話は聞き逃さない」そうです。
このMさんのおかげで、チーム内の情報共有が実現できていました。こういう人がいると助かります。ときにはうっとうしく思われてしまうこともあるようですが。 でも私はMさんのマネはできません。一度他人の話に首を突っ込んでしまうと自分の仕事に頭を戻すのに時間がかかってしまうのです。タスクの切り替え効率が悪いのです。Mさんはよく自分の仕事ができるよなあ、と感心します。
なんでもかんでもメールで共有、は非効率
情報共有が必要だ、となんでもかんでも共有アドレスにメールを出す、というチームに私はいたこともあります。でも共有する人数が多すぎて無駄なメールが大量に飛んでいました。そして【重要】とついたタイトルのメールの大半は私にとっては不要でした。それはメールを出す人にとって重要なだけだからです。私は【重要】がついたメールはゴミ箱に自動振り分けしようかと思ったくらいです(笑)。
とにかく、情報共有しすぎて大量のメールを垂れ流すのは失敗です。メールを読む時間だけでも効率が悪くなります。
仕事の仕方について議論して、日本の残業を減らそう
最近では、私は夜遅くまで働く職場から、朝早く来て早く帰る職場に移りました。夜残ろうとしても追い出されてしまうので、仕事を20時くらいまでには片づけなくてはいけません。でもこの方が夜遅くまでダラダラ働くよりも集中できて効率的ですね。
共有して早く帰るとか、朝早く来て早く帰るとか、仕事の仕方についてあれこれネットなどで議論することで、日本人の労働時間がだんだん減るといいなと思っています。
あべっかんでした。
コメント
湯二
コラムを引用していただきありがとうございます。
Mさんみたいな人がいると、職場が明るくなっていいですよね。
人と色々話してるうちに気付くことがよくあります。
メールで色々来ると、ホントに整理するのに時間が掛かるし、自分に関係ないものも
来てしまいますね。
本当に重要な場合は、メールの後に一言もらえるとありがたいです。
情報共有のために時間を作ってあれこれ整理するとか、リポジトリ作るとかそんなことまで
しなくていいと思います。
ただ、皆で話しやすい雰囲気を作っていけて、自然にいろいろ訊ける職場になればいいなと思います。
abekkan
>湯二さん、
得意技、「他人のコラムに絡む」を使わせていただきました(笑)。
とにかく居心地のいい職場になるようにしたいですよね。毎日過ごす場所ですから。