緊急って誰のため? 自分にとっての重要度を優先しよう!
「終わったー!」
山積みされた仕事がなんとか掃けて、ちょっとだけヒマになることがたまにある(というかほとんどないのだが)。
そんなときに、あれっ、やることがないぞ、と感じることがある。キャリア・コンサルタント高橋さんのように、何をしたらよいかさっぱり分からない、という人もいる。でも本当はやることがある。それまでの忙しさで忘れていただけ、あるいは思い出したくないだけだったりする。
■重要度と緊急度
タスクを、緊急度と重要度で分類する話がよくビジネス書に載っている。
- (A)緊急度大で重要なもの
- (B)緊急度大で重要ではないもの
- (C)緊急でないけど重要なもの
- (D)緊急でも重要でもないもの
誰もがAを優先する。そしてその次にB。Bのタスクが次々に入ってきて重要なCがちっとも進まない、なんていうのはありがちな話。でもそれって良くないよね。
■緊急って誰のため?
【緊急】というメールをよく受け取る。今日中に○○してください、とか。今日が締切ならもっと早く言えよ。あんたが連絡するのを忘れてただけじゃないの。自分勝手だなあ、と思ったりする。
仕事のタスクも、「緊急」というのは一部の人の都合のためだけの場合も多い。前工程の人が忘れてたとばっちりで締切直前になってしまったとか、クライアントが来週休暇を取るから今日中に出せとか。
そんなわがままな重要でない緊急のタスクがたくさん積まれると、常に忙しいので 仕事をしているぞ感 は得られる。「緊急だから重要なはず」と勘違いして没頭する。でもそれを長く続けても、肝心な重要な仕事は残っているし当人のスキルも向上しない。
重要でない緊急のタスクばかりやって、緊急でないタスクがあったことを忘れてしまうようではいけない。
■日常生活にも活かそう
家庭でもそうだ。妻や子どもと"そのうち"ちゃんと話をしなくちゃいけないな、と思いつつ、緊急なタスクではないから今日はまだいいや。そのうち、そのうち、でいつも先送り。気が付くと修復できなくなっていたりする。
他人のわがままな緊急のタスクに振り回されずに、自分が本当に重要と思うことを常に意識して優先するべきなのだ。
自分ができていないから、反省文として書いてみたんだけどね(^_^;)。
abekkanでした。
コメント
仲澤@失業者
音楽にはキーノート(コード、和音)があったり、テーマ的旋律があったりします。
ほかにも通奏低音というものもありますよね。
動物の体なんかだと、心臓の鼓動に呼応する血液と脈のリズムに、
呼吸の通奏低音が静かに流れ。
ドーパミンの嵐が過ぎ去った後のシナプスをセロトニンの優しい光が包み込む。
ってことで、自分は基本的なアイドリング状態に戻ることになります。
ふつ~は「寝る」って言いますけど(vv;)。
abekkan
> 仲澤@失業者さん
いつも素早いコメントをありがとうございます。
緊急の仕事が捌けたら休んで寝る。このごろお疲れモードの私にはそれが一番「重要なタスク」なのかもしれません。
こんにちはー。
> 他人のわがままな緊急のタスクに振り回されずに、自分が本当に重要と思うことを常に意識して優先するべきなのだ。
正に仰るとおりです(汗)
結局、自分が本当に重要と思うことを常に意識して優先していると、結果的に相手にとって緊急のタスクもこなしてしまっていることも多いですね。。。
abekkan
> キャリア・コンサルタント高橋さん
コラムからネタのトリガをいただきました(^_^;)。
他の人のコラムを読んで気づきを得て、言いたいことが見つかることがあります。
ときどき流用させていただきますので今後もよろしくお願いします(^^)。