今年の目標設定は持論を持って
明けましておめでとうございます
今年は読んで少しはためになるコラムを書きたいと思います。というのが今年の私の目標。みなさんは今年の目標を立てただろうか?
■持論を持とう
昨年私は、「持論を持とう」という活動に参加した。これはプロジェクトマネージャ関連の集まりでのイベント。参加者は、私以外はすご腕のプロジェクトマネージャーばかりだった。そしてこの活動の内容は、各自で書いた持論のたたき台をレビューし合って、よりよい持論を書き上げるというものだった。
私が最初に書いたときには、「こういう失敗をしました。次から気をつけます」的な小学生の反省文のようになってしまった(>_<)。そんな状態だったが、書き方のレクチャーを受け、他の人の持論を読み、自分の持論をレビューしてもらって修正した。そしてなんとかそれらしい持論ができあがった。
こうやって自分の持論を整理してみると、今後の仕事の指針にもなって役に立ちそうだ。また、他人の持論をじっくり読んだり説明を聞いたのも参考になった。
そのときの私の感想は、日経ビジネスオンライン(*1)にも掲載された。さらにその活動で作られた持論の発表会を兼ねたセミナーが1/26と2/2に行われることになっている。(*2)
■誰でも持論は持っているはず
持論というと、立派なものでなくてはいけない、と思われるかもしれない。だが、仕事をうまくやるためのちょっとしたコツだったら誰でも持っているはずだ。例えば、
- 仕様書にはコレを必ず書いておかなくてはいけない
- レビューではここを突っ込まれるから、しっかり記述しておこう
- A君の進捗報告は楽天的だから、90%完了は50%くらいに思っていた方がいい
あるいは、誰かのコントにあったが、コンビニのアルバイトが「携帯の充電は肉まん保温器のコンセントを外して使っちゃえ」 というのでもいい(笑)。
こういった仕事上のちょっとしたコツは誰でも持っているはずだ。これらも持論と言えるのではないだろうか。立派であるかどうかはともかく、持論を書き出してみて整理し、徹底しようとか改善しようとか考えれば、立派な目標ができあがる。正月休みに、初詣に行って巫女さんに見惚れているのもいいが、こんなふうに持論を整理して1年の目標を立ててみてはいかがだろうか。
私は正月は4人の子供たちにお年玉をむしり取られて、これ以上落とせるものが無いので今回はオチはありません。(っていうのがオチか?!)
abekkanでした。
こちら→は裏話なので見てはいけません:エンジニアライフ執筆の裏話