吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

PHPの求人数が2位になり、年収900万円以上の求人が550件になりました。

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 こんばんは。PHP技術者認定機構の吉政でございます。

 下記表の通り、求人数が日本で2位になりました。(INDEED 2013年7月集計)前からPHPの求人は割と多かったので、個人的にはまぁそんな感じかなって思っていました。

むしろそれよりも、その内訳ですね。以下の通り、正社員の比率が圧倒的に多いです。感覚的にもう少し少ないかなって思っていました。(すみません)

PHPの求人内訳は以下の通りです。
正社員:7159件
派遣社員:1651件
契約社員:929件
アルバイト:280件
新卒・インターン:245件

それよりも一番うれしかったのは、年収分布ですね。900万円以上が550件もあります。比率でいえば、上位5%ということなのですが、大分高くなってきたように思えます。やっぱりこれは、何といってもソーシャルメディア系とWordPressのようなCMS案件の増加だと思うのです。昔はちょこっとPHPで書いていた感じだったのが、最近はそれなりの規模のものをしっかり作ったり、CMSを活用したシステム構築でちゃんと稼げるようになってきたように思えます。

PHPの年収分布は以下の通りです。
1100万円以上 123件
900万円以上1100万円未満 419件
700万円以上900万年未満 1335件
500万円以上700万円未満 3438件
500万円未満 6991件

※年収で900万円以上のPHP求人が500件以上もあります。

実際のビジネスでも、昔と比べ、ずいぶん単価が高くなってきたような気がします。
PHPは昔、大規模システムでは使えないといわれていた時代があり、それから10年近くたち、ソーシャル系や一部の業務システムでも使用されるようになり、単価があがって来たのだと思います。

PHPはセキュリティがぜい弱といわれた時代もありましたが、それはPHPというよりもエンジニアの質が原因であり、しっかりと教育を受けたエンジニアやしっかり学習・経験をしたエンジニアであればそんなことはないように思えます。(どの言語でもいえることだと思うのですが)

一方で、最近エンジニアに求められる能力が、コーディング力だけではなく、デザイン的なことやビジネス的なことなど多様化しているように思えます。一方で時間は限られており、誰もに平等に割り振られています。もし、今後もエンジニアに対して多様な能力が求められるとしたら、PHPのような取得が早い開発言語は今以上に有力な言語になるかもしれません。

さておき、面白い情報があったので、忘備録的に書いてみました。
それでは今日はこの辺で、失礼いたします。

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