エンジニアなのにテイルズ オブ ハーツ
「ゲームとビジネスは関係ないように見えて、実は関係ある」シリーズの第8弾。
もう第8回となりました。実際にゲームをし、それが終わったら、(無理矢理)仕事と日常生活に結びつけるコラム。そんなバックナンバーはこちらです。
- 第1弾:エンジニアなのにファイアーエムブレム
- 第2弾:エンジニアなのにドラゴンクエスト
- 第3弾:エンジニアなのにスーパーマリオブラザーズ
- 第4弾:エンジニアなのにドラクエIXの発売日の行列に並ぶ
- 第5弾:エンジニアなのにファイナルファンタジー
- 第6弾:エンジニアなのにジョジョの奇妙な冒険
- 第7弾:エンジニアなのにゼルダの伝説
すっかり、ご無沙汰しておりました。
ふぅ、今回のゲームはかなりボリュームがあり、ようやくクリアできました。
クリアまでは、個人差がありますが、わたしの場合はなんと55時間! 飽きっぽい性格なのに、よくも飽きずにやっていたものです。まぁ、それぐらい面白かったっていうことですね(クリアしないと先に進まない=コラムを書かない)という展開が、ちょっと「ゲームセンターCX」っぽくなってきました)。
で、今回挑戦したゲームはこちらです。
このシリーズはかなり長く、シリーズ第1弾が出たのは1995年ということです。累計出荷本数は1,000万本を超えているっていうんだから、驚きですよね。ざっと、いままで発売していたこのシリーズのタイトルをあげると、ごらんの通りです。
- テイルズ オブ ファンタジア
- テイルズ オブ デスティニー
- テイルズ オブ エターニア
- テイルズ オブ デスティニー2
- テイルズ オブ シンフォニア
- テイルズ オブ リバース
- テイルズ オブ レジェンディア
- テイルズ オブ ジ アビス
- テイルズ オブ イノセンス
- テイルズ オブ ヴェスペリア
- テイルズ オブ ハーツ
さぁ、みんなはどれをしたことがあるかな!?
このリスト中の一番下にあるDSのソフト「テイルズ オブ ハーツ」(アニメ版)を今回チャレンジしました。
いやぁー、感動、大感動です!いままでコラムで紹介してきたゲームの中でたぶん、一番だと思います。年末年始にやるなら、このゲームをオススメします。
ストーリーは悲しい系。ファイナルファンタジーIXの登場人物「ビビ」に共感できた方にはきっと受け入れやすいと思います。
どんな人にも弱い部分があり、それをどう克服して乗り越えるか、また他人の弱い部分をどう受け入れるか、そんな重いテーマです。ちなみに、主題歌はDEENでした。
ジャンルはちょっと区分が難しいですが「アクションRPG」になります。戦闘だけがちょっとしたアクションなので、アクションゲームが苦手なわたしのような人でも大丈夫ですよ。
さて、このゲームを通して得たことは次のとおりです。
●ワーク・エンジニアリング(仕事術):
- 単調な繰り返し作業にも飽きない工夫を!
【ゲームでは…】
このゲーム、戦闘終了後、登場人物によるミニ会話があります。例えば、冷寒地だと寒いと主人公が言えば他のキャラクターがツッコミいれたりと、それを聞くためにいろんな場所で戦闘を試したくなります。
【ビジネスでは…】
ルーチンワークも周りを巻き込めば楽しみがあります。例えば、その作業で競争したり、終わった後にどういう効率化をすればもっと良くなるかなどいろいろなコミュニケーションを生むことができるはずです。
●ライフ・エンジニアリング(生活術):
- 心を大切にする!
【ゲームでは…】
ゲームではスピリアという呼び方心を表現しています。心を失うとどういうふうになるか、これは現実世界ではあり得ないかもしれませんが、だからこそ勉強になりました。
【ライフでは…】
自分(親)の都合だけを考えず、子どもの「心」を大切した育児を心がけるようになりました。
さて、このゲームではいろいろと感動的なセリフがあるのですが、中でも、主人公の「シング=メテオライト」のセリフ、
「弱くてちっぽけだけど、みんなが想いをこめてくれたこのスピリア(心)がある限り何度だって立ち上がるんだ!」
これを聞く場面で、きっと大号泣するでしょう。感動の作品でした。