自動車保険についてきちんと理解していますか？
2008年11月13日の「＠IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。音羽くん、きみはいったい何の営業マンなんだ……。
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ううぅぅ寒い……楽しかった夏もあっという間に過ぎ、気が付けば冬がもうすぐそこに。布団から出るのがつらくなるこの季節、毎朝7時に“会社に行きたくない病”を発症しながらも、体に鞭打ち、何とか出社しております（社長ごめんなさい）。
さて、本日はわたしが冬になると思い出す、学生時代のとあるアルバイトのお話をいたします。
皆さまの中には、日常的に車に乗る方がいらっしゃると思います。
ここで質問です。
ご自身の自動車保険について、きちんと理解されていますでしょうか。
わたしは学生時代、とある保険会社の自動車事故受付センターでテレフォンオペレーターのアルバイトをしていました。受付センターは、不運にも事故に遭遇してしまった方々が、保険会社と最初にコンタクトを取る機関です。動揺するお客さまに対し、その場に合った適切なアドバイスをする冷静さが求められる仕事でした。台風や大雪の日、クリスマス、大みそかなどは、電話が常に鳴りっぱなし。ニュースで取り上げられるような大きな事故の知らせが入ってくれば、終電過ぎまで残り、対応に追われることが珍しくありませんでした。
仕事をしていて驚いたこと。それは、お客さまが保険の内容をしっかりと把握していないケースが多いことです。自動車保険には、金額無制限ですべて補償するもの、対物事故（人との接触は含まない事故）のみ補償するものなど、さまざまな種類があります。「内容はよく知らないけど、保険に入ったからきっと安心だ」という考えでは、いざというときに大きなトラブルになりかねません。
年末は車に乗る機会が増えると同時に、雪や路面凍結の影響で車両事故は急激に増加します。車に乗らずとも、子どもや酔っ払いに車体を傷付けられてしまうといった事故が数多く起きていました。
このコラムを読んで、急に補償内容に不安を抱いてしまったあなた！ 安全で快適なドライブを楽しむためにも、一度補償内容を確認してみてはいかがでしょうか。きっと“わたしのような”優しいオペレーターが親切に対応してくれますよ。
（ビジネス・コンシューマー事業部 営業統括部 音羽洋昭）