@IT自分戦略研究所 メールマガジン「@IT自分戦略研究所 Weekly」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

「趣味:読書」の憂うつ

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 2007年4月26日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。エンジニアライフ担当は「趣味:人間観察」と書くことにしています。

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 Webサービスに登録したり、何かのお店で会員になったりするとき、登録フォームや申込書に必ずといっていいほどある「趣味」の欄。いつも「何を書こうか」と悩みつつ、結局「読書」と書くことが多い。実際に読書が趣味なので、ほかにあまり書きようがない。

 サービスの登録などでは素直に「読書」でいいかもしれない。しかし、これが「履歴書」となった場合、果たして「読書」でいいのだろうか……と不安になることがある。「読書」や「音楽鑑賞」といった趣味は何となくありがちと思われないか。かといって、趣味をねつ造するのはいけない。アルバイトの面接の時など、悩みつつもやはり履歴書には「趣味:読書」と書いて提出していた。

 @ITジョブエージェント担当(編注:当時)、鈴木さんの執筆記事「履歴書の正しい書き方、効果的な書き方とは?」によると、「好きなジャンルや作家などを具体的に明記することをお勧めします。あなたならではのエッセンスを伝えることで、ありがちな趣味も『イキイキとした情報』に変わります」。

 なるほど。「読書」の後ろにジャンル名を記せばいいのかと気付いたが、今度は「伝奇」って書いて通じるのだろうかという新たな悩みが……。

 そして今日もまた、近所にできたレンタルビデオ店の会員登録で「趣味:読書」と書くのだった。

(@IT MONOist編集部 千葉大輔)

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