振り返ると何かに気付く
2006年9月22日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。エンジニアライフ担当も家を引っ越して8カ月ほど経ちました。そして@IT自分戦略研究所 編集部に異動して9カ月ほど経ちました。年末に環境を見直すことにします。
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先日、友人が引っ越したいということで部屋探しに付いて行った。あちこちの物件を見てまわり、運良く条件のいい物件が無事見つかった。友人もとても喜んでいた。
僕が最初に部屋探しをしたときは、地理的な関係やどの路線の沿線が住みやすいのかが分からなかったので、場所を絞り込むのが大変だった。結局「いろんな路線が通っていて交通の便が良さそうな」ところをいくつか見て、その中で家賃の相場が一番安い場所に決めた。自分でも安直だと思ったが、「住めば都」なものであまり不満はない。
しかし、もし仮にいま自分が引越しをするとしたら……。そう考えてみると、以前よりも地理に明るくなったし、地域ごとの特徴なども分かってきた。いまなら最初のときよりもいろいろな視点を盛り込んで住む場所を選ぶことができる。
いま自分が置かれている環境に慣れてきたら、ふとその環境を見直してみる。ここでいう環境とは、職場環境や仕事のやり方など幅広いものを含んでいる。自分の環境を見直すことでその良しあしやいまの環境で解決できること、ほかの環境に移った方がよいことなどいろいろ選択肢を考えることができるようになる。当たり前のことかもしれないが、あらためてハッとさせられた。
さて、部屋探しの結果、隣の芝生が青く見えたためか、ここ数日「引っ越ししたい」熱が高まっている。早速検索エンジンに「部屋探し」と入力している自分がいた。
(@IT MONOist編集部 千葉大輔)