圏外だったものにチャレンジ
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2005年10月26日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。そうだ 京都、行こう。僕も秋休みを取っていいですか、ボス。
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数年前の春に、突然思い立って1人京都へ日帰り散策旅行をしたことがある。それまであまり興味を持っていなかった京都だったが、その一人旅をきっかけにすっかり魅せられてしまった。今では、スタンプラリーの域でしかないが、何と御朱印帳まで持っていて、春の桜と秋の紅葉の時季になると京都の神社仏閣に詣でている。庭園や仏像、建物などを見て古(いにしえ)の人々へ思いをはせるなど、飽きることのない旅である。
同じように、海に行けばビーチでごろごろが主流で、魚といえばおすしにしか興味のなかった私が、シュノーケリングにチャレンジしてみたら海の世界に魅せられ、魚がかわいくなり、面白くて仕方がなくなってしまった。結局はダイビングのライセンスを取得するまでに至っている。
振り返ってみると、自分の中で知らず知らず圏外にしてしまっているものに、ほんのチョッとしたきっかけで興味を持ち、ハマってしまうことが多いようだ。もっと早くから気付いていればよかったなと思うことも少なくない。
まだまだ圏外にあるものがたくさんあると思う。やってみる前から「無理だ」と意識的に圏外へはじき出すのはやめようと思っている。やってみたら意外に楽しく面白いことがあるかもしれないから。何事もチャレンジだなと思っている。
そうそう、今年も紅葉の時期に京都へ行くことにしている。小林部長、休暇を取らせていただきまーす。
(ターゲティング・メディア事業部 大杉文)
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