エンジニア同士が”ギクシャク”しない職場環境をつくるには
先日、起業を考えているエンジニアの方(A氏)と話をする機会がありました。
どんな会社にしたいかという話になったときに、
「エンジニア同士がギクシャクしない会社がいいですね」と一言。
A氏はいろんなシステム会社を見てきて、”ソコ”がどうにかならないものかといつも考えていたようです。
同じ職場に正社員、出向・派遣社員、業務委託など、さまざまな形態で業務に当たっているケースが多く見られるエンジニア。その立場の違いから生まれる微妙な距離感……
その時点でかなり高度なヒューマンスキルが問われることは間違いありません。
「ギクシャク」自体、エンジニアに限らずどこの会社でも起こりうることです。
誰もが「ギクシャク」していない会社で働きたいですよね。
その「ギクシャク」は何が原因で起こるのでしょうか。
一番に上げられるのは以下になると思います。
「反論」を「人格否定」と捉えてしまう
- プライベートでは仲がいいけど、仕事上での付き合いはなぜか上手くいかない
- 同僚や上司などに反対意見を言えない
- 同僚や上司などに反対意見を言ってから気まずい関係になった
これらは、仕事上で他人の考えを反論することがその人自身を否定すると捉えてしまっている、もしくは他者を尊重することを意識しすぎた結果だと思います。
ギクシャクしたくないために、自分の意見を押し殺してモンモンと仕事をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では「ギクシャク」しない職場をつくるためには、具体的にどんな施策を打てばいいのか、A氏から聞いた話に私の考えをプラスしてまとめてみました。
その1:さわやかに反論できる人・反論を素直に受止められる人を採用する
イヤミなく反対意見を言える方ってステキですよね。
これから会社ないし事業の立上げをする際にはコチラを意識して採用すると、自然といい職場環境になると思います。
スタートアップメンバーが会社の風土を作っていくワケですから、ここでの人材の見極めは面接の場だけでは判断が難しいかもしれません。そんなときはぜひ人材エージェントを利用してください。(「ウェブスタッフ」Webプログラマ・デザイナー職専門人材派遣・人材紹介やってます!)
その2:(他者を尊重しながら)意見をぶつけ合うことは会社にとって「プラス」という意識を刷り込む
今いる社員がこれから「ギクシャク」しない風土を作っていくには、以下を念頭に置いて社員に風土を刷り込んでいくのが有効策だと思います。
- 誰でも意見できる場をつくる。
- 反論があって当たり前と思う。(反論を嫌がらない)
- ただし意見を言うときは他者の考えを尊重した上で。
- 3ができる人を評価する
さまざまな企業で上記を意識した制度があります。ただ、企業によって向き不向きがあると思いますので、そのまままねるのではなく自社に合わせてカスタマイズしていくことをオススメします。
事業も違えば所属している社員も違いますので。
<エンジニア・クリエイター向けの面白い制度(順不同・敬称略)>