町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!その34 鬼の目にも涙。。

»

決定的な原因として私の予想だが、豊部先輩の装置がトラブルになっているのに全く見てあげず、代わりに別の班の人たちが見てあげていたのが原因じゃないかなって私は思った。それなのに見てあげてる人たちに対して「それは筋違いじゃねえか!」って文句を言うんだからね。このときの豊部先輩の装置のトラブル状況は先の職長の古川さんも修理に参加するほどの大惨事だったからだ。

だいたい2週間くらい装置を止めて、MG、班長、職長たちが毎日遅くまで残業してまで修理をしているのに、直接関係のある杉本はまったく関せずに毎日定時で帰っていたのだ。自分の班の装置が壊れているのに豊部先輩のことが気に食わねえ、ってだけでまったく見てあげなかったからね。そしてたまに課長までもが様子を伺いにくるほどの大惨事だったんです。この状況で自分だけ毎日定時で帰ってるんだもん、しかも装置の修理をすることができる権限を与えられているMGがだよ。

これにはさすがに課長もカチンときてしまったのだろう。そして杉本の移動の日がやってきた。挨拶をする杉本、私はほんとに嬉しかった。一応、メンバーたちに一人ずつ挨拶をして回っている。まさか俺のとこには来ないだろう、と思っていたのだが来やがった。「たいき これからも頑張れよ!」って言われたような記憶があるのだが、それよりもおどろいたのが杉本の目に涙が浮かんでいたことだ。何故なのかよくわからなかったのだが、今もってこれは謎である。

Comment(2)

コメント

匿名

加固のうらみつらみ書いて楽しいのですかね。一方的な言い分に思えます。

コメントを投稿する